• だれかを支えたり、支えられたり。私たちの毎日は人との“つながり”によって続いていきます。「ギャラリーfève」オーナー・引田かおりさんに、地元のお店と応援でつながるエピソードをお聞きしました。暮らしのなかにある小さな選択が、だれかの幸せへとつながっていきます。
    (『天然生活』2025年6月号掲載)

    行動力と応援力で、自然と相談が集まり、幸せがめぐる

    「子育て中、絵本屋さんでアルバイトをしていた頃から、若い子たちの相談に乗ることが多かったかもしれません。アイデアを思いつくまま伝えてアクションにつなげるのも、いまと変わりません」

    そう語るのは、東京・吉祥寺で「ギャラリーfève」を経営する引田かおりさんです。名前のおかげか「引き寄せ力」が強いのも、相談が多い理由では、と笑顔で話してくれました。

    たとえば行きつけの生花店「hibi」がもっと近くにあったらなぁと思っていたら、近所の店舗が空いたそう。

    「『hibi』さんは少し離れたビルの3階にありましたが、路面店に移転しておいでよ、と誘って。ご本人の『1階で勝負したい』と思ったタイミングともあったようです」

    画像: 足しげく通う地元の生花店「hibi」(インスタグラム@hibinohana)。お客さん同士でコミュニケーションが広がることも

    足しげく通う地元の生花店「hibi」(インスタグラム@hibinohana)。お客さん同士でコミュニケーションが広がることも

    移転を後押しした責任と、仕事仲間ということもあり、新商品の提案をすることも。

    店主の久野さんは球を投げるときちんと受け取り投げ返してくれるため、ますます応援したいと思うのだとか。

    人とつながり助け合う喜び
    地元を元気に。買い物は近所の商店街で

    東京・吉祥寺で暮らして40年近くになるという引田さん。自身がパン屋とギャラリーを経営していることもあり、この街に活気があることで自分の元気にもつながるといいます。

    「お取り寄せなどをするのも好きですけれど、普段使いのものはなるべく地元の店でと思っています。素敵なお店が多いので、応援のしがいもあります」

    画像: 生花店「hibi」の店主・久野恭子さんと。「hibiの花通信」として、「fève」で年4回花の通販も。いまは花器を一緒に制作中

    生花店「hibi」の店主・久野恭子さんと。「hibiの花通信」として、「fève」で年4回花の通販も。いまは花器を一緒に制作中

    画像: この日はさまざまな色がそろっていたルピナスをメインにブーケをつくってもらった

    この日はさまざまな色がそろっていたルピナスをメインにブーケをつくってもらった

    画像: 可憐な花や、グリーンが多めのお店のセレクトも引田さん好みなのだそう

    可憐な花や、グリーンが多めのお店のセレクトも引田さん好みなのだそう



    〈撮影/柳原久子 ヘアメイク/枝村香織 取材・文/長谷川未緒〉

    引田かおり(ひきた・かおり)
    東京・吉祥寺でパン屋「ダンディゾン」と「ギャラリーfève」を経営。還暦を過ぎて自分の好きとワクワクを最優先。娘一家との二世帯暮らしを楽しんでいる。著書に『日々更新。風通しよく年を重ねていくこと』(ポプラ社)、『青空 そよかぜ 深呼吸』(大和書房)、『SCRAPBOOK 私を作る愛しい日常』(清流出版)など。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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