見た目も涼やか
ヤマアジサイの寄せ植えアイデア
「紫陽花はそれひとつでボリュームがあるので、鉢植えで楽しむことが多いですが、小ぶりでコンパクトなヤマアジサイなら、寄せ植えも素敵ですよ」と健太郎さん。
「涼やか」をテーマに、“日陰”を連想させるシルエットのグリーンを合わせながら、蒸し暑い夏にいやしをくれる寄せ植えのつくり方を提案してくれました。

組み合わせた品種
| 〈ヤマアジサイ〉 | |
| ● 九重麗華 | |
| 〈グリーン〉 | |
| ● ニシキシダ シルバーフォール | |
| ● ホスタ ミッドウエストマジック |
使用した鉢
| ● ブリキ缶(幅22×奥行き16×高さ17.5cm) |
寄せ植えのつくり方
1 苗を選ぶ。寄せ植えのメインとなるヤマアジサイを決めて、色合いなどを見ながら組み合わせていく。苗を選んだらブリキ缶の横に並べて、完成イメージを考えながら配置を決める。今回はブルー系のヤマアジサイとグリーンを同じくらいのバランスで植えることに。

2 土を入れる。鉢の底に鉢底ネットを敷き、鉢の高さの1/5程度に大粒の赤玉土を入れる。続いて、半分程度に培養土を入れる。


3 肥料を少量入れて、全体を混ぜる(植え始めに根の生育を促すために入れるとよい)。


4 根鉢のまわりの土を軽くほぐす(今回はすでに花が咲いているので、土を落とすというよりは、手でやさしくほぐす程度でOK)。

5 苗を植える。まずは、鉢の左側にメインとなるヤマアジサイを植える。さまざまな角度からヤマアジサイの表情が見えるように、少し外側に向けながら斜めに植えるのがポイント。新しい土を補充しながら寄せていく。


6 5で植えたヤマアジサイの隣に、ひとつめのグリーンを植える。根鉢のまわりの土を軽く落とし、手前に植えて、新しい土を補充しながら寄せていく。


7 6で植えたグリーンの奥に、ふたつめのグリーンを植える。根鉢のまわりの土を軽く落とし、奥側に植えて、新しい土を補充しながら寄せていく。



土の表面を整えて完成。

* * *
▼フローラ黒田園芸の“紫陽花”の記事はこちら
〈撮影/山田耕司 取材・文/編集部〉

埼玉県にある園芸店「フローラ黒田園芸」に勤務。兄(健太郎)は寄せ植え制作やメディア発信、弟(和義)は仕入れなどを担当。弟が仕入れた草花を使って兄がつくる寄せ植えが人気を呼び、遠くから訪れるファンも多い。店内のあちこちには小さなスペースを生かして季節の草花が植えられ、そのセンスのよい植栽はガーデンづくりの参考になる。YouTubeやインスタグラムも人気で、寄せ植え作品やガーデンづくりの様子も見られる。
YouTube:フローラ黒田園芸ガーデニングチャンネル
インスタグラム:@kentarokuroda(黒田健太郎)/@florakurodaengei_staff(フローラ黒田園芸)
◆庭づくりや寄せ植えで役立つ、気候変動もふまえた“新しい”草花の参考書◆
弟の和義さんが仕入れる質のよい草花と、その草花を使って兄の健太郎さんがつくり上げるセンスのいい寄せ植えが人気の園芸店「フローラ黒田園芸」。
品種改良の技術によって花の色や大きさ、咲き方などにバリエーションが増えたこともあり、植物の魅力をあらためて実感すると話します。
本書は、日々、草花とふれあうお二人による「園芸店に並ぶ入手しやすい基本的な植物」を長く楽しむためのハンドブック。
定番から最新品種まで、231種の草花の出回り時期や特徴、庭づくりや寄せ植えでのおすすめの使い方、育て方のコツなどを解説します。
昨今の夏の異常な暑さのような気候変動もふまえた、新しい草花の育て方の参考書です。
【もくじ】
● PART1
種類やカラーが豊富に揃う
定番・人気の草花図鑑
・人気の草花ベスト18
・花期が長い草花
・丈夫で枯れにくい草花
・手間がかからない草花
・縦に大きく育つ草花
・横に大きく育つ草花
・コンパクトに育つ草花
・主役を引き立てる草花
・グラウンドカバーに向く草花
● PART2
出回り時期別
四季の草花とグリーン図鑑
・春の草花
・夏の草花
・秋の草花
・冬の草花
・グリーン
● PART3 庭やベランダを飾るアイデア
● PART4 草花の育て方の基本







