ヨーガン・レールの暮らしから生まれた美しいもの
衣食住にまつわる幅広いアイテムを扱うライフスタイルショップは、いまや街のあちこちで見かけますが、その先駆けともいえるのが今回ご紹介する「ババグーリ」です。
「ババグーリ」は、1971年に来日し、デザイナーズブランド「ヨーガンレール」を立ち上げたドイツ人デザイナー、ヨーガン・レールが、セカンドラインとして2006年に立ち上げたブランド。
「天然の素材と染料だけを使って手仕事でつくる、暮らしに寄り添う品をつくりたい」というデザイナーの想いを体現するブランドです。

旗艦店の「ババグーリ清澄本店」。洋服から生活道具、食品、家具まで暮らしを彩るアイテムがそろいます

インドネシアやマダガスカルなどから届く、ラタンや水草を使って手仕事でつくられたかご。美しい編み目が魅了します
「ヨーガン・レールは、暮らしのなかで自分が本当に必要と思ったものだけをつくりました。ここに並ぶかごも、暮らしから着想を得たものなんです。晩年、石垣島で暮らしましたが、石垣島は湿気が多い場所。プラスチックの収納ケースではカビが生えてしまうので、天然素材のかごをたくさんつくりました」と店長の江川さんは話します。
ほかにも、ヨーガン・レールは、プラスチック製のテープカッターに不満を感じると、「日本にはいい素材がある」と、南部鉄器のテープカッターを思いついたり。ヨーロッパではなじみのある銅製品を、日本でいち早く紹介したのもヨーガン・レールでした。

自然をこよなく愛したヨーガン・レール。店に並ぶのはデザイナーの想いの詰まった愛用品ばかり

「プラスチック製ではテープを引き出すときにずるずる動いてしまう。それにイラ立ち、思いついたのがこの『南部鉄器のテープカッター』です」と江川さん
ショップに並ぶ品は、ヨーガン・レールがデザインし、自分の想いを理解するつくり手たちと対話しながらつくり上げたもの。アジアや日本の工房・作家が、手作業でていねいに製作しており、デザイナー亡き後もロングランで販売されています。

「ババグーリ清澄本店」があるのは、ヨーガンレール本社の1階。ヨーガンレール本社といえば、社員食堂ブームの先駆けとなった社員食堂があるので有名

<撮影/山川修一 取材・文/諸根文奈>
ババグーリ清澄本店
電話:03-3820-8825
営業時間:11:00~19:00
不定休 ※詳しくはお店のHPにてお知らせしています
住所:東京都江東区清澄3-1-7
最寄り駅:東京メトロ「清澄白河駅」より徒歩7分
https://jurgen-lehl-for-babaghuri-jp.tumblr.com/
インスタグラム:https://www.instagram.com/babaghuri/




