• 今年もやってくる厳しい暑さ。夏バテ知らずの心と体で、暑い日々を健やかに過ごすためには、ふだんからの対策が必要です。自然の力を味方につけ、心身ともに元気に過ごす秘訣を植物療法士の鈴木七重さんに教えてもらいました。今回は「夏におすすめのお茶」の紹介です。
    (『天然生活』2025年8月号掲載)

    夏でも体を温めて、植物の力で健やかに

    「夏の健康法として、意外に思われるかもしれませんが、『冷え対策』が実は大切なんです」

    そう語るのは、植物療法士であり、オリジナルのハーブ製品の販売や植物療法の講座などを開いている「チムグスイ」主宰の鈴木七重さん。

    いくら暑いからといって、アイスクリームなど冷たいものばかりとっていると胃腸に負担がかかり、夏バテになってしまうのだそうです。

    「暑い時季でも、日常的にいただくお茶は温かいものがいいですね。おすすめなのが、赤じそとハイビスカスティーを合わせた赤いお茶。胃腸を整えてくれますし、赤じそとハイビスカスに含まれるアントシアニンは抗酸化力が高いので、夏の疲れ肌のケアにもなります。ハイビスカスに含まれるクエン酸は、体の疲労感をやわらげる効果がありますが、単体で飲むと酸っぱいので、私はジンジャーやペパーミントなど、数種類のハーブをブレンドしていただきます。口当たりがよく飲みやすくなりますよ」

    赤じそハイビスカスティーで胃腸を整える

    画像: 淡い赤から深い赤へと変わっていく様子も美しい、赤じそハイビスカスティー

    淡い赤から深い赤へと変わっていく様子も美しい、赤じそハイビスカスティー

    日常的に飲んでいるというこちらの赤いお茶は、赤じそ、ハイビスカスティーをベースに、ジンジャー、ペパーミント、ローズマリーを合わせたもの。

    「赤じそはビタミン、ミネラルが含まれているので夏バテに効果があり胃腸を整えてくれます。ハイビスカスに含まれるクエン酸は、夏の疲れをとってくれるので、元気が出ますよ」

    夏場でも、室内はエアコンが寒いくらいに効いていて、意外と体が冷えることも。「温かいお茶を飲むと、おなかの中が落ち着きます」

    ※ハーブティーには、妊娠・授乳中や、持病がある場合の薬との飲み合わせで避けた方がよいとされるものもあるので、事前に確認してください。


    <撮影/千葉亜津子 取材・文/編集部>

    鈴木七重(すずき・ななえ)
    武蔵野美術大学卒業後、企画デザインの仕事を経て自身の不調改善のために自然療法を取り入れる。2009年より講師の活動を開始し、2013年より「∴chimugusui」をスタート。2025年6月、浜松市に実店舗がオープン。著書に『ゆるめる・温める・巡らせる』『私を整える。』(ともにエクスナレッジ)が発売中。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです


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