• 今年もやってくる厳しい暑さ。夏バテ知らずの心と体で、暑い日々を健やかに過ごすためには、ふだんからの対策が必要です。自然の力を味方につけ、心身ともに元気に過ごす秘訣を植物療法士の鈴木七重さんに教えてもらいました。今回は「精油を使った夏のケア」の紹介です。
    (『天然生活』2025年8月号掲載)

    精油を使った夏のケア1
    寝苦しい夜に備えて、アロマジェルでマッサージ

    ペパーミントとローズマリーの精油を加えたお手製のアロマジェルを頭のマッサージに。

    画像: 爪を立てないように、両手の指の腹を使って。自分が気持ちいいと感じるところを探り、アロマジェルの精油の香りを感じながら、頭全体のマッサージを

    爪を立てないように、両手の指の腹を使って。自分が気持ちいいと感じるところを探り、アロマジェルの精油の香りを感じながら、頭全体のマッサージを

    指先に小豆大ほどの量を取り、こめかみや生え際、首の後ろなどに押しながらもみ込んでいきます。

    画像: オイルにキサンタンガム(ジェルをつくる粉)を溶かし、好みの精油、精製水などを入れよくかき混ぜる

    オイルにキサンタンガム(ジェルをつくる粉)を溶かし、好みの精油、精製水などを入れよくかき混ぜる

    「ペパーミントとローズマリーはのぼせ感があるときや、寝苦しい夜などにスーッとするので、ほてった頭をクールダウンさせる効果があります。4~5分くらいを目安に」

    精油を使った夏のケア2
    「芳香浴」と「呼吸法」で心身を整えてよい眠りを

    画像: ムエット(厚手の紙)に精油を含ませて芳香浴を行うのも、手軽な楽しみ方のひとつ

    ムエット(厚手の紙)に精油を含ませて芳香浴を行うのも、手軽な楽しみ方のひとつ

    よい眠りにいざなう香りとして、軽めの「フランキンセンス」や「ベルガモット」の精油が夏にはおすすめです。芳香浴とともに、呼吸法を行うとより効果的なのだそう。

    画像: ディフューザーに水を張り、フランキンセンスとベルガモットの精油を1滴ずつ垂らし、下のキャンドルに火をともす。温まるにつれ、ゆっくりと香りが広がっていく

    ディフューザーに水を張り、フランキンセンスとベルガモットの精油を1滴ずつ垂らし、下のキャンドルに火をともす。温まるにつれ、ゆっくりと香りが広がっていく

    「最初は自分の呼吸を観察するようにゆっくりと。徐々に吐く息を長くしていきます。吐く息が長くなるにつれ、心身がリラックスしていくんです」

    思考がぐるぐるめぐってしまうときにも整えてくれます。

    ※肌に直接触れるものは、使う前に必ずパッチテストをしてください。腕の内側に少量つけて半日ほど様子を見て、異常を感じたときは、すぐに中止して洗い流すこと。湿疹やかゆみが消えない場合は、すぐに医師の診察を受けてください
    ※エッセンシャルオイルは天然成分100%のものを選び、妊娠初期の人や赤ちゃんのいる家庭では使用を避けてください


    <撮影/千葉亜津子 取材・文/編集部>

    鈴木七重(すずき・ななえ)
    武蔵野美術大学卒業後、企画デザインの仕事を経て自身の不調改善のために自然療法を取り入れる。2009年より講師の活動を開始し、2013年より「∴chimugusui」をスタート。2025年6月、浜松市に実店舗がオープン。著書に『ゆるめる・温める・巡らせる』『私を整える。』(ともにエクスナレッジ)が発売中。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです


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