• 自律神経研究の第一人者である、順天堂大学医学部の小林弘幸教授に、自律神経を整える「寝る前の1分間体操」を教えてもらいました。寝る直前、ベッドで横になった状態でもできる体操で、心と体をゆったりとリラックス。今回は「全身脱力」を紹介します。
    (『天然生活』2025年10月号掲載)

    寝る前に行う、「自律神経が整う」1分間体操

    良質な睡眠で、心身の疲れをしっかりと回復させるには、寝る前に交感神経優位から副交感神経優位へと自律神経をスイッチしてあげます。寝る直前、ベッドで横になった状態でもできる体操で、心と体をゆったりとリラックス。副交感神経が働いて、自然な眠気を誘います。

    手足をロックして全身を一気に脱力

    全身をぐっと緊張させたあと、息を吐きながら一気に力を抜いてゆるめる。これを繰り返すことで全身の筋肉がほぐれて活性化し、心や体の疲れが取れて副交感神経が優位になります。手首と足の親指を重ねて、体の末端をしっかりロックすると、全身の動きが連動しやすくなり、筋肉のリラックス効果も高まります。

    「全身脱力」のやり方

    1 仰向けになり両腕を頭上に伸ばして手首を交差させる。足の親指同士を重ねる。息を吸いながら、全身を上下に伸ばす。

    画像1: 「全身脱力」のやり方

    Point

    画像1: 心身が疲れたときに“寝る前1分”のかんたん体操「全身脱力」のやり方。医師が教える、筋肉をほぐしてぐっすり眠るコツ/小林弘幸先生(順天堂大学医学部教授)

    足の親指をしっかり重ねる

     

    画像2: 心身が疲れたときに“寝る前1分”のかんたん体操「全身脱力」のやり方。医師が教える、筋肉をほぐしてぐっすり眠るコツ/小林弘幸先生(順天堂大学医学部教授)

    手首を交差させたとき、さらに手のひらを合わせると効果がアップ

    2 息をフーっと吐きながら、全身の力を一気に抜く。伸びたゴムが縮むイメージで。1と2をを2回繰り返す。

    画像2: 「全身脱力」のやり方

    〈監修/小林弘幸 構成・文/工藤千秋 イラスト/祖父江ヒロコ〉

    小林弘幸(こばやし・ひろゆき)
    順天堂大学医学部教授。国内における自律神経研究の第一人者として、アーティスト、プロスポーツ選手、文化人へのコンディショニングやパフォーマンス向上指導に携わる。「腸のスペシャリスト」としても知られる。『自律神経 今日から整う!医学部教授が教える最新1分体操大全』(文響社)など著書多数。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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