• 秋は乾燥による影響を受けやすい季節です。体の外と内からしっかり潤い補給を。薬膳料理研究家・小鮒ちふみさんに、秋の養生におすすめの「白きくらげとなしの水煮」のつくり方を伺いました。夏疲れを解消し、冬への備えも意識して過ごしましょう。
    (『小鮒ちふみさんの不調のときでもつくれるがんばらない薬膳ごはん』より)

    秋の養生の要は「白い食材」

    秋の食養生の要は、肺を潤すといわれる白い食材を摂るように心がけること。一番のおすすめは、白きくらげなのだとか。

    使い慣れない食材かもしれませんが、中華食材売り場に置いてあることが多く、まとめてゆでて冷凍しておけば、味噌汁に入れるなどちょこちょこ使えて便利と小鮒さん。

    秋の不調を整えるレシピ
    「白きくらげと梨の水煮」のつくり方

    画像: 秋の不調を整えるレシピ 「白きくらげと梨の水煮」のつくり方

    呼吸器・皮膚・粘膜の潤いケアのサポートに、風邪や肌荒れ便秘が気になる方にも。さっぱりと食べられます。

    材料(つくりやすい分量)

    ● 白きくらげ(乾燥)5g
    ● 梨1個
    ● 水適量
    ● はちみつ適量

    つくり方

    1 白きくらげの水煮をつくる。きくらげは水にひたし、1時間ほどおいてもどし、水を替えながらよく洗う。

    2 鍋に1とひたひたの水を入れ、中火にかけ、沸騰したら煮こぼす。

    3 2を再び鍋に入れひたひたの水を加え、30分ほど煮る。

    4 梨の水煮をつくる。梨は食べやすい大きさに切り鍋に入れ、ひたひたの水を加え中火にかけ、透明感が出て串がすっと入るまで煮る。

    5 白きくらげの水煮と梨の水煮を合わせる。好みではちみつをかけて。

    *白きくらげの水煮は、スープやおかゆにも
    *白きくらげの水煮は冷蔵で約1週間保存可、冷凍で2カ月保存可
    *梨の水煮は冷蔵庫で約5日間保存可

    薬膳memo

    薬膳では、秋は肺の季節。乾燥しやすい時季なので、肺を潤す食材を積極的に取り入れましょう。とくに白きくらげや梨、白ごまといった、白い食材が体の内外を保湿してくれることで知られています。また秋は夏に消耗してしまった“気”を補うことも大切。栄養豊富な穀類や豆類をしっかりいただき、元気の源を養っていきましょう。

    本記事は『小鮒ちふみさんの不調のときでもつくれるがんばらない薬膳ごはん』(扶桑社)からの抜粋です

    〈撮影/山川修一 取材・文/長谷川未緒〉

    小鮒ちふみさんの不調のときでもつくれるがんばらない薬膳ごはん (扶桑社) |小鮒ちふみ・著|amazon.co.jp

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    野菜薬膳料理家で国際中医薬膳師の小鮒ちふみさんの薬膳ごはんの本。春夏秋冬の養生法と、季節の野菜を使った養生ごはんを紹介します。旬野菜を生かしたシンプルで実践しやすい薬膳の入門書としても。不調の時でも自分自身や家族のためにつくれる、シンプルで体を整える薬膳ごはんのレシピを約70レシピ収録するほか、春夏秋冬の養生法と心身の整え方も紹介します。著者にとって初めての著書。春夏秋冬の野菜の薬膳的効能を紹介する解説ページ付き。

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    小鮒ちふみ(こぶな・ちふみ)
    養生薬膳研究家、国際中医薬膳師、医学気功整体師。20代で進行性の胃がんを経て、心のあり方や食生活が体に及ぼす影響に気づき、養生法を学び実践。東日本大震災を機に農業の道へ。「こぶな農園」の台所担当として農食一体を軸に、自治体向け産前産後養生事業やメディアへのレシピ提供、風土と私たちの命になじむ養生法を伝えている。栃木県那珂川町在住。40代、一児の母。
    インスタグラム:@chifumi_kobuna

    こぶな農園インスタグラム:@kobuna_farm
    こぶな農園HP:http://kobuna-farm.com/



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