シミは隠したい。でも厚塗りにはしたくない。50代のコンシーラー選び
以前から使っているコンシーラーが、最近はしわっぽく見える......。シミを隠そうと重ねるほど、その部分だけ浮いてしまう......。50代になって、ベースメイクの仕上がりに変化を感じる方もいるかもしれません。
シミやクマに加えて、乾燥や小じわも気になる肌には、カバー力だけで選ぶと使いにくいことも。塗ったところがまわりの肌になじむか、時間がたってもよれにくいかなど、質感にも目を向けたいところです。
「50代のコンシーラーは、隠すための道具というより、肌を引き立てるための道具。厚塗りに見えるのは、塗りすぎより“広げすぎ”が原因のことが多いんです。悩みごとに使い分けると、驚くほど薄くすみますよ」
そう話すのは、メイクアップアーティストのAKIIさん。
シミには薄くのびて密着するもの、クマには色を調整できるもの、乾燥が気になる目元にはなめらかになじむもの。隠したい悩みと肌の状態に合わせて選ぶと、厚く重ねなくても自然にカバーしやすくなります。
今回は、そんな50代のベースメイクに取り入れたいコンシーラー3品を紹介します。
カバーしたら小じわが気になる......
乾燥しやすい50代の目元に「アールエムエス ビューティー」
リバイタライズ ハイドラコンシーラー

リバイタライズ ハイドラコンシーラー 5mL 5,940円/アールエムエス ビューティー
こんな方におすすめ
□ 目元の乾燥が気になる
□ 小じわにコンシーラーがたまりやすい
□ 軽いつけ心地で自然にカバーしたい
クマをカバーしたいけれど、コンシーラーを塗ると目元の乾燥や小じわが目立ってしまう。そんな悩みがある方には、カバー力に加えて、薄くなじむ質感も選ぶポイントになります。
「アールエムエス ビューティー(rms beauty)」のリキッドコンシーラーは、アイクリームを思わせるなめらかな質感が特徴です。AKIIさんは、乾燥や小じわが気になる目元にも使いやすいといいます。

リバイタライズ ハイドラコンシーラー WN09を使用

「目元は、顔のなかで一番乾きやすくて、よく動く場所。だから、カバー力よりまず潤いなんです。これはアイクリームのようにやわらかいので、小じわや毛穴にたまりにくいんですよ」
みずみずしく軽やかなつけ心地で、クマや色ムラを自然にカバー。厚塗り感を抑えたい方にもおすすめです。

「よくのびるので、量は“足りないかな”くらいで十分。少しずつ置いて、指でやさしくトントンとなじませてください。こするより、押さえる。それだけで仕上がりが変わります」
(問)アルファネット TEL.03-6427-8177
シミはカバーしても、厚塗りに見せたくない50代へ「テンス」
Clean Moment Dayproof Concealer

Clean Moment Dayproof Concealer 4.5g/テンス(AKIIさん私物)
こんな方におすすめ
□ シミや色ムラを部分的にカバーしたい
□ 重ねると、その部分だけ厚く見えてしまう
□ カバー力としっとりしたつけ心地の両方がほしい
気になるシミを隠したくて、ファンデーションもコンシーラーもつい多めに。けれど、塗ったところだけ厚く見えてしまうと、仕上がりが気になるものです。
50代のシミのカバーでは、隠したい部分にきちんと色がのり、まわりの肌には自然になじむことが大切です。
AKIIさんが撮影現場でも使っているのが、「テンス(Tense)」のコンシーラー。気に入っているのは、カバー力がありながら、薄くつけられるところだそうです。
「撮影では、カメラにどれだけ寄られても厚く見えないことが大事。これはカバー力も保湿感もあるのに、驚くほど薄いんです。だから現場で手放せません」
ファンデーションのように薄くのび、気になるシミや色ムラになじみます。肌全体に重ねる量を増やす前に、気になる部分を少し補いたいときに使いやすい一本です。


「コンシーラーを塗ると、かえってしわっぽく見える......それは、広げすぎていることが多いんです。シミの上に点で置いて、境目だけをぼかす。これはぴたっと密着してくれるので、点で置くだけで十分きれいに隠れるんですよ」
シミと一緒に乾燥や小じわも気になる肌には、塗ったあとのしっとり感や密着感もうれしいところ。しっかりカバーしたいけれど、厚塗りにはしたくない。そんな方に、AKIIさんがすすめるアイテムです。

クマを隠すと白く浮いてしまう。そんな50代の目元に。
3色でなじませる「エムアイエムシー」
ナチュラルホワイトニングコンシーラー
![画像: ナチュラルホワイトニングコンシーラー[医薬部外品] 6g 6,050円 SPF32/PA++/エムアイエムシー(AKIIさん私物)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2026/10/15/d14b82793db4965f014b09ee9a61ebfd85c16189_xlarge.jpg)
ナチュラルホワイトニングコンシーラー[医薬部外品] 6g 6,050円 SPF32/PA++/エムアイエムシー(AKIIさん私物)
こんな方におすすめ
□ 目の下のクマで疲れて見える
□ 明るいコンシーラーを塗ると白く浮いてしまう
□ 自分の肌に合わせて色を調整したい
目元を明るく見せたくて、明るい色のコンシーラーを重ねていませんか。クマの色や肌の色に合っていないと、目の下だけ白く見えたり、塗ったところが目立ったりすることもあります。
50代の目元を自然に整えるには、明るさだけでなく、クマの色に合わせて補正することもポイントです。
「エムアイエムシー(MiMC)」のパレットには、ピンク、オレンジ、ベージュの3色がそろっています。
「クマを明るい色で“隠そう”とすると、白く浮いてしまうんです。先に色で“打ち消して”から、肌の色を薄く重ねる。現場ではいつもこの順番。それが、このパレットひとつでできるんです」
青みのあるクマやくすみにはピンク、シミやそばかすにはオレンジを使い、仕上げにベージュでまわりをぼかします。手もとで色を混ぜて、自分の肌に合う色をつくることもできます。
AKIIさんがもうひとつ気に入っているのは、やや硬めの質感です。


「目の下は、まばたきや笑うたびに動く場所。やわらかくて油分の多いものは、そこでよれてしまうんです。これは少し硬めなので、ぴたっと留まってくれます」
表情とともによく動く目元では、色が合うことに加えて、よれにくさも大切。色を調整しながら薄く重ねられるパレットは、ひとつの色ではうまく隠せないと感じていた方にも試してほしい一品です。

50代のコンシーラーは、気になるところを少しずつ整える
シミもクマも、すべてを隠そうとすると、つい塗る量が増えてしまいます。まずは、いちばん気になるところに少量を。まわりの肌になじませながら、顔全体のバランスを見てみましょう。
「全部を隠そうとしなくていいんです。一番気になるところがひとつ整うだけで、顔全体がふっと明るく見える。隠すより、引き立てる。それが50代のコンシーラーです」
50代からは、これまでと同じものや塗り方にこだわらず、いまの肌に合う色や質感を選ぶことも大切です。
気になる部分が自然になじむと、いつものメイクも少し変わって見えるはず。自分の肌に合う一本を見つけてみてください。
<撮影/星亘>

AKII
渡英を経て2004年より独立。ファッション誌、広告、映像、イベント、セレブリティのメイクを中心に、化粧品関連の商品開発やビューティーディレクションも手がける。専門学校の講師、一般向けメイクレッスンも行っている。
インスタグラム @akii_makeup
webサイト https://akii-makeup.com/
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