• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、「じゃがいもとひき肉の甘辛炒め」のお話。甘辛い味つけでごはんがすすむ一品です。新米がおいしい季節、ぜひごはんと合わせてお楽しみください。

    ごはんがすすむ、じゃがいものおかず

    いよいよ食欲の秋がやってきました。

    私は秋に限らず通年食欲はありますが、それでもおいしそうな食材が出回るこの季節は、スーパーで買い物をしているだけで心が弾みます。

    今回は、じゃがいもを使ったおかずのご紹介です。

    じゃがいもは、煮ものや汁ものにしたり、カレーの具やフライにしたりと、比較的よく使う常備野菜です。

    しかし、「じゃがいもはごはんのおかずにはならない」という声も聞くことがあります。たしかに「じゃがいもでごはんがすすむか?」と聞かれるとちょっと微妙です。

    そこで今回は、ひき肉と一緒に甘辛く味つけして、ごはんに合うように仕上げました。

    画像1: ごはんがすすむ、じゃがいものおかず

    ポイントは、じゃがいもを食べやすく細切りにすることと、ひき肉の存在感を残すことです。

    ひき肉は、最初にひとかたまりで焼いてからほぐしていきます。あらかじめ下味をつけて練ってから焼くことで、ボソボソすることなくしっとりと仕上がり、味もしっかりと感じられます。

    画像2: ごはんがすすむ、じゃがいものおかず

    ひき肉は鶏か豚がおすすめです。豚こま切れ肉を使うとまた違った仕上がりになるので、試してみるのもよいでしょう。その場合もつくり方は同じです。

    炒め終わりのタイミングは、余熱でもじゃがいもに火が通ることを計算して、少し食感が残るところで火を止めてください。

    親しみやすい甘辛い味つけですが、お好みで鷹の爪やとうがらしを加えて仕上げるのが、私の最近のブームです。気分によって、最後にカレー粉を少量加えてアレンジすることもあります。

    冷めてもおいしくいただけるので、お弁当にも活用してください。

    「じゃがいもとひき肉の甘辛炒め」のつくり方

    画像: 「じゃがいもとひき肉の甘辛炒め」のつくり方

    材料(2人分)

    ● じゃがいも2個
    ● 鶏ひき肉150g
    ● しょうゆ大さじ1
    ● 片栗粉小さじ1
    ● 細ねぎ(小口切り)適量
    ● A
    ・オイスターソース大さじ1と1/2
    ・酢小さじ1
    ・砂糖小さじ1
    ・酒小さじ1
    画像: 材料(2人分)

    つくり方

    1 じゃがいもは皮をむき、細切りにしてかるく水にさらす。ひき肉はしょうゆと片栗粉で下味をつけ、かるく練っておく。

    画像1: ごはんがすすむ「じゃがいもとひき肉の甘辛炒め」のつくり方。冷めてもおいしい!お弁当にもおすすめのおかず|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」
    画像2: ごはんがすすむ「じゃがいもとひき肉の甘辛炒め」のつくり方。冷めてもおいしい!お弁当にもおすすめのおかず|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」

    2 フライパンに下味をつけたひき肉を薄く広げ、中火で焼く。片面に焼き色がついたら裏返し、水けをきったじゃがいもを加える。

    画像3: ごはんがすすむ「じゃがいもとひき肉の甘辛炒め」のつくり方。冷めてもおいしい!お弁当にもおすすめのおかず|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」
    画像4: ごはんがすすむ「じゃがいもとひき肉の甘辛炒め」のつくり方。冷めてもおいしい!お弁当にもおすすめのおかず|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」

    3 ひき肉をかるくほぐしながら全体を混ぜ、ふたをして弱火で1分半加熱する。

    画像: つくり方

    4 ふたを取ってAを加え、じゃがいもが透き通り、かるく食感が残る程度まで炒める。

    画像5: ごはんがすすむ「じゃがいもとひき肉の甘辛炒め」のつくり方。冷めてもおいしい!お弁当にもおすすめのおかず|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」
    画像6: ごはんがすすむ「じゃがいもとひき肉の甘辛炒め」のつくり方。冷めてもおいしい!お弁当にもおすすめのおかず|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」

    5 器に盛り、細ねぎを散らす。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。

    新刊『別冊天然生活 本多理恵子さんの60歳からのお手軽料理と、ときどき息抜き』(扶桑社)が発売中。

    そのほかの著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

    ● インスタグラム @cafe.rietta
    ● Voicy @cafe.rietta
    ● ブログ https://ameblo.jp/caferietta/

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    『別冊天然生活 本多理恵子さんの60歳からのお手軽料理と、ときどき息抜き』(扶桑社)

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