現代人が「ゆるむ」ためには“頭を空っぽに”すること
体は触れたものに同調する性質があります。「ゆるケア」では、やわらかいボールに身をゆだねることで、自然と体はやんわりとリラックスモードに。
頭でああしよう、こうしようとする必要がなく、ふだん忙しく働いている思考も自然と鎮まり、気づけば心身共に深くゆるむというわけです。
私は毎朝、起き上がる前に体全体をゆるませてから一日をスタートします。今回は首から始まり、後頭部、耳まわり、目のまわり、おでこまわりと、一連の流れでゆるむ方法をご紹介します。
「ゆるんで心地よい感覚」を、ぜひ体感してください。

できれば使ってほしい「やわらかいボール」
クッションや丸めたタオルを使ってもOKですが、簡単に体の奥までゆるむためにはボールをおすすめします。
私が愛用しているのは、直径20cmほどの「ピラティスボール」。好みのふくらみ加減に空気を入れて使います。最初は手に持ったときにべこべこにへこむくらいが使いやすいです。
とくに首まわりには、写真のボールくらいべっこりした状態がおすすめです。体にあてた時に、自分が心地よいと感じるふくらみ加減に調節して。
同じくらいのサイズの、空気が出し入れできるボールなら、ピラティスボールでなくても構いません。体重がかかるので、耐久性を考慮して選んでください。

「首・頭・目・耳まわり」がラクになる、簡単ゆるケア
ゆっくりと呼吸しながら、自分のペースで好きなだけ行ってください。ボールに体をゆだねて頭を空っぽに、気持ちよい感覚があることが大切です。
Step1 首まわりをゆるめる

首のつけ根から後頭部へフィットするようにボールをあててリラックスします。

首のうしろがゆるむと、さわったときにふわふわします
ボールを外すときは、頭を持ち上げるとまた首が緊張するので、横を向いて下から引っ張り出すように。
Step2 頭をゆるめる

後頭部がパコッとはまるようにボールをあててリラックス。思考が鎮まっていきます。
Step3 首から耳まわりをゆるめる

横向きになり、首から頭のカーブに沿うようにボールをあてて。食いしばりがある人にもおすすめ。
Step4 目のまわりをゆるめる

うつ伏せで少し顔を傾け、片目をおおうようにボールをあてる。数分したら反対側も。
Step5 おでこ・前頭葉をゆるめる

顔の上半分をボールにあてる。体勢がつらい人はデコルテあたりにクッションなどをあてるとラクです。
kyoko's memo
「ゆるケア」には、回数や所要時間の指定はありません。「気持ちいい」と思えたらOK。好きなだけ実践してください。私は気づいたら朝のゆるケアだけで1時間たっていたなんてこともしょっちゅう。
ある生徒さんは会社でランチのあと「おでこのゆるケア」をしながら数分、仮眠をとると、午後の仕事が捗ると言っていました。デスクに直接ボールを置くだけだと低いので、クッションの上にのせると腕もラクだとか。いろいろ試してみるのもいいですね。
※妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください。
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▼日比響子さんの「ゆるケア」記事はこちら

日比響子(ひび・きょうこ)
フリーの編集・ライター業の傍ら40代でヨガ講師の資格を取得。心身をゆるめることの大切さを学び、50代からカラダとココロをゆるめて本来の自分を取り戻す「ゆるめ屋」として活動を始める。やわらかいボールを使った"hi_biゆるケア"を軸に個人セッションやグループレッスン、リトリート、講座等行う。東京、京都での活動を経て60歳で静岡県伊東市に移住し、オンラインレッスンも開始。
インスタグラム:studio.hi_bi
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