• 家事や仕事、人間関係……がんばる人ほど無意識に体に力が入っています。ヨガ講師であり「ゆるケア」を提唱する60歳の日比響子さんも、40代までは家族の介護や仕事の忙しさで体が「ゆるむ」感覚がわからなかったとか。ボールを使うのは「頭を使いすぎな現代人でも体に意識を向けやすいから」だそう。今回は寝たまま首、頭、目、耳まわりをゆるめてラクにする方法を教えてもらいました。

    現代人が「ゆるむ」ためには“頭を空っぽに”すること

    体は触れたものに同調する性質があります。「ゆるケア」では、やわらかいボールに身をゆだねることで、自然と体はやんわりとリラックスモードに。

    頭でああしよう、こうしようとする必要がなく、ふだん忙しく働いている思考も自然と鎮まり、気づけば心身共に深くゆるむというわけです。

    私は毎朝、起き上がる前に体全体をゆるませてから一日をスタートします。今回は首から始まり、後頭部、耳まわり、目のまわり、おでこまわりと、一連の流れでゆるむ方法をご紹介します。

    「ゆるんで心地よい感覚」を、ぜひ体感してください。

    画像1: 寝たまま簡単“首まわり”がラクになる!60歳ヨガ講師が毎朝実践する「ゆるケア」やわらかいボールで疲れた頭や目もすっきり/ゆるめ屋・日比響子さん

    できれば使ってほしい「やわらかいボール」

    クッションや丸めたタオルを使ってもOKですが、簡単に体の奥までゆるむためにはボールをおすすめします。

    私が愛用しているのは、直径20cmほどの「ピラティスボール」。好みのふくらみ加減に空気を入れて使います。最初は手に持ったときにべこべこにへこむくらいが使いやすいです。

    とくに首まわりには、写真のボールくらいべっこりした状態がおすすめです。体にあてた時に、自分が心地よいと感じるふくらみ加減に調節して。

    同じくらいのサイズの、空気が出し入れできるボールなら、ピラティスボールでなくても構いません。体重がかかるので、耐久性を考慮して選んでください。

    画像2: 寝たまま簡単“首まわり”がラクになる!60歳ヨガ講師が毎朝実践する「ゆるケア」やわらかいボールで疲れた頭や目もすっきり/ゆるめ屋・日比響子さん

    「首・頭・目・耳まわり」がラクになる、簡単ゆるケア

    ゆっくりと呼吸しながら、自分のペースで好きなだけ行ってください。ボールに体をゆだねて頭を空っぽに、気持ちよい感覚があることが大切です。

    Step1 首まわりをゆるめる

    画像: Step1 首まわりをゆるめる

    首のつけ根から後頭部へフィットするようにボールをあててリラックスします。

    画像: 首のうしろがゆるむと、さわったときにふわふわします

    首のうしろがゆるむと、さわったときにふわふわします

    ボールを外すときは、頭を持ち上げるとまた首が緊張するので、横を向いて下から引っ張り出すように。

    Step2 頭をゆるめる

    画像: Step2 頭をゆるめる

    後頭部がパコッとはまるようにボールをあててリラックス。思考が鎮まっていきます。

    Step3 首から耳まわりをゆるめる

    画像: Step3 首から耳まわりをゆるめる

    横向きになり、首から頭のカーブに沿うようにボールをあてて。食いしばりがある人にもおすすめ。

    Step4 目のまわりをゆるめる

    画像: Step4 目のまわりをゆるめる

    うつ伏せで少し顔を傾け、片目をおおうようにボールをあてる。数分したら反対側も。

    Step5 おでこ・前頭葉をゆるめる

    画像1: Step5 おでこ・前頭葉をゆるめる

    顔の上半分をボールにあてる。体勢がつらい人はデコルテあたりにクッションなどをあてるとラクです。

    kyoko's memo

    「ゆるケア」には、回数や所要時間の指定はありません。「気持ちいい」と思えたらOK。好きなだけ実践してください。私は気づいたら朝のゆるケアだけで1時間たっていたなんてこともしょっちゅう。

    ある生徒さんは会社でランチのあと「おでこのゆるケア」をしながら数分、仮眠をとると、午後の仕事が捗ると言っていました。デスクに直接ボールを置くだけだと低いので、クッションの上にのせると腕もラクだとか。いろいろ試してみるのもいいですね。

    ※妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください。

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    ▼日比響子さんの「ゆるケア」記事はこちら



    画像2: Step5 おでこ・前頭葉をゆるめる

    日比響子(ひび・きょうこ)
    フリーの編集・ライター業の傍ら40代でヨガ講師の資格を取得。心身をゆるめることの大切さを学び、50代からカラダとココロをゆるめて本来の自分を取り戻す「ゆるめ屋」として活動を始める。やわらかいボールを使った"hi_biゆるケア"を軸に個人セッションやグループレッスン、リトリート、講座等行う。東京、京都での活動を経て60歳で静岡県伊東市に移住し、オンラインレッスンも開始。
    インスタグラム:studio.hi_bi



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