• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、「厚切りれんこんステーキ」のお話。さっぱりとした照り焼き風味で、ホクホクとした食感が楽しめます。

    厚切りにしたれんこんで、ごちそうステーキ

    れんこんは秋から冬にかけて、甘味とねばりが増し、おいしくなってきます。

    地味な印象があるれんこんですが、ビタミンCやカリウム、さらに食物繊維も豊富で、実は優秀な野菜です。

    使い方も多様で、生でも、すりおろしても、焼いても揚げてもよし。調理方法ひとつで存在感も食感も変わる、変幻自在な野菜でもあります。

    画像1: 厚切りにしたれんこんで、ごちそうステーキ

    今回、れんこんについて調べてみたところ、部位によって食感やおすすめの使い方に違いがあることを知りました。

    まず、先端から遠く、一番大きな節は「長男」または「親」れんこん。もちもちとした食感で、煮ものにおすすめです。

    まんなかは「次男」または「子」れんこん。もちもちとシャキシャキ、両方の食感が楽しめて、揚げものやステーキなど何にでも使える万能部位です。

    最後は、とがった先端についている「三男」または「孫」れんこん。シャキシャキとした食感を生かしたサラダに向いています。

    それぞれの特徴を知っておくと、レシピや気分によって選べますね。しかし実際は、あまりれんこんのレシピが思いつかず、あれば使うけれど、わざわざ買ってまで使おうとは……と思うことも少なくありません。

    画像2: 厚切りにしたれんこんで、ごちそうステーキ

    そこで今回は、皮つきのまま少し厚めに切って、照り焼きにしました。厚く切ったことでボリュームたっぷり。ねっとりとたれにからまって、ホクホクとした食感が楽しい一品です。

    味付けは麺つゆの甘さとお酢の酸味でさっぱりといただけます。れんこんだけでもメインになるおかずとして、どうぞお試しください。

    「厚切りれんこんステーキ」のつくり方

    画像: 「厚切りれんこんステーキ」のつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● れんこん1節
    ● 白いりごま適量
    ● 油大さじ1
    ● A(たれ)
    ・酢大さじ2
    ・塩小さじ1/2
    ・砂糖小さじ2
    ・めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1
    画像: 材料(つくりやすい分量)

    つくり方

    1 れんこんは皮をよく洗い、皮付きのまま2cm厚さに切り、酢水(分量外・300mLの水に酢小さじ1程度)に1分ほどさらす。

    画像1: つくり方

    2 1を酢水から取り出し、水分がついたまま耐熱容器に入れ、ラップをして600Wの電子レンジで2分加熱する。

    画像1: 厚切り「れんこんステーキ」のつくり方。照り焼き風味でボリューム満点!ホクホク食感、れんこんが主役のおかず|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」
    画像2: 厚切り「れんこんステーキ」のつくり方。照り焼き風味でボリューム満点!ホクホク食感、れんこんが主役のおかず|本多理恵子の「50代からは“手抜き”と“息抜き”」

    3 フライパンに油をひいて中火にかけて熱し、れんこんを並べる。焼き色がつくまで動かさずに焼く。

    画像2: つくり方

    4 上下を返し、ふたをして弱火で2分加熱する。

    画像3: つくり方

    5 ふたを取って、合わせたAを加え、中火に戻して少し煮詰める。皿に盛り、ごまをふる。

    画像4: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。

    新刊『別冊天然生活 本多理恵子さんの60歳からのお手軽料理と、ときどき息抜き』(扶桑社)が発売中。

    そのほかの著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

    ● インスタグラム @cafe.rietta
    ● Voicy @cafe.rietta
    ● ブログ https://ameblo.jp/caferietta/

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    『別冊天然生活 本多理恵子さんの60歳からのお手軽料理と、ときどき息抜き』(扶桑社)

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