厚切りにしたれんこんで、ごちそうステーキ
れんこんは秋から冬にかけて、甘味とねばりが増し、おいしくなってきます。
地味な印象があるれんこんですが、ビタミンCやカリウム、さらに食物繊維も豊富で、実は優秀な野菜です。
使い方も多様で、生でも、すりおろしても、焼いても揚げてもよし。調理方法ひとつで存在感も食感も変わる、変幻自在な野菜でもあります。

今回、れんこんについて調べてみたところ、部位によって食感やおすすめの使い方に違いがあることを知りました。
まず、先端から遠く、一番大きな節は「長男」または「親」れんこん。もちもちとした食感で、煮ものにおすすめです。
まんなかは「次男」または「子」れんこん。もちもちとシャキシャキ、両方の食感が楽しめて、揚げものやステーキなど何にでも使える万能部位です。
最後は、とがった先端についている「三男」または「孫」れんこん。シャキシャキとした食感を生かしたサラダに向いています。
それぞれの特徴を知っておくと、レシピや気分によって選べますね。しかし実際は、あまりれんこんのレシピが思いつかず、あれば使うけれど、わざわざ買ってまで使おうとは……と思うことも少なくありません。

そこで今回は、皮つきのまま少し厚めに切って、照り焼きにしました。厚く切ったことでボリュームたっぷり。ねっとりとたれにからまって、ホクホクとした食感が楽しい一品です。
味付けは麺つゆの甘さとお酢の酸味でさっぱりといただけます。れんこんだけでもメインになるおかずとして、どうぞお試しください。
「厚切りれんこんステーキ」のつくり方

材料(つくりやすい分量)
| ● れんこん | 1節 |
| ● 白いりごま | 適量 |
| ● 油 | 大さじ1 |
| ● A(たれ) | |
| ・酢 | 大さじ2 |
| ・塩 | 小さじ1/2 |
| ・砂糖 | 小さじ2 |
| ・めんつゆ(3倍濃縮) | 大さじ1 |

つくり方
1 れんこんは皮をよく洗い、皮付きのまま2cm厚さに切り、酢水(分量外・300mLの水に酢小さじ1程度)に1分ほどさらす。

2 1を酢水から取り出し、水分がついたまま耐熱容器に入れ、ラップをして600Wの電子レンジで2分加熱する。


3 フライパンに油をひいて中火にかけて熱し、れんこんを並べる。焼き色がつくまで動かさずに焼く。

4 上下を返し、ふたをして弱火で2分加熱する。

5 ふたを取って、合わせたAを加え、中火に戻して少し煮詰める。皿に盛り、ごまをふる。

本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。
新刊『別冊天然生活 本多理恵子さんの60歳からのお手軽料理と、ときどき息抜き』(扶桑社)が発売中。
そのほかの著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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やる気にならない、気分がのらない・・・・。
それでもごはんをつくらなければならないとき、レシピやノウハウだけでは解決できないときがあります。
大切なのは、まずは自分をご機嫌にすること。
自分をご機嫌にできれば、たいていのことは意外とすんなりできるもの。
その自分のご機嫌スイッチとなる、料理のレシピや暮らしのアイデアを、料理応援家の本多理恵子さんがご紹介します。
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