現代人が「ゆるむ」ためには“頭を空っぽに”すること
体は触れたものに同調する性質があります。「ゆるケア」では、やわらかいボールに身をゆだねることで、自然と体はやんわりとリラックスモードに。
頭でああしよう、こうしようとする必要がなく、ふだん忙しく働いている思考も自然と鎮まり、気づけば心身共に深くゆるむというわけです。
今回は股関節やひざ、足首など、こりかたまりやすい下半身がゆるむ方法をご紹介します。自宅では床生活の私は、とくにPCでの仕事中、思い立ってはボールを各部位に当ててゆらゆら。
「ゆるんで心地よい感覚」を、ぜひ体感してください。

できれば使ってほしい「やわらかいボール」
クッションや丸めたタオルを使ってもOKですが、簡単に体の奥までゆるむためにはボールをおすすめします。
私が愛用しているのは、直径20cmほどの「ピラティスボール」。最初は手に持ったときにべこべこにへこむくらいが使いやすいです。体にあてた時に、自分が心地よいと感じるふくらみ加減に調節して。
同じくらいのサイズの、空気が出し入れできるボールなら、ピラティスボールでなくても構いません。体重がかかるので、耐久性を考慮して選んでください。

「股関節・ひざ・足首」がラクになる、簡単ゆるケア
ゆっくりと呼吸しながら、自分のペースで好きなだけ行ってください。ボールに体をゆだねて頭を空っぽに、気持ちよい感覚があることが大切です。
1 股関節をゆるめる
お尻の下にボールをかますことで骨盤がゆらゆらし、股関節の詰まりが取れてきます。

壁やソファに寄りかかっても。自分がラクな姿勢で行いましょう
ボールを片側のお尻の下に入れ、太もものつけ根から左右に半回転するように動かします。軽くでOKです。ボールを外すとお尻から脚にかけて軽くなる感覚があればゆるみ完了。反対側も同様に。
2 ひざをゆるめる
ふだん意識することのないひざの裏が、実は結構、緊張しています。ゆるむと曲げ伸ばしがスムーズに。

ひざ裏にボールを当て、脱力してリラックス。股関節のケアと同様に、左右に半回転するように軽く動かします。軽く上下にバウンドするのも、振動によりゆるみやすくなります。反対側も同様に。
3 足首をゆるめる
やみくもに回すと痛めることもある足首。ボールを使ってのやさしいケアがおすすめ。

足首の下にボールを当て、脚全体でボールを軽く転がすように左右に動かします。力を抜いて、足先がプラプラゆれるぐらいで十分。数分でふくらはぎまですっきりします。反対側も同様に。
kyoko's memo
「ゆるケア」には、回数や所要時間の指定はありません。「気持ちいい」と思えたらOK。好きなだけ実践してください。私は床に座るときは常にお尻の下にボールを入れています。直接お尻をつけて座るときと比べて、ラクさが段違い。ぜひ試してみてください。
キャビンアテンダントをしている生徒さんは、休憩時間にリラックスできるように、機内にボールを持参するそう。新幹線や映画館など、長時間同じ姿勢でいるときにもおすすめですよ。
※妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください。
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▼日比響子さんの「ゆるケア」記事はこちら

日比響子(ひび・きょうこ)
フリーの編集・ライター業の傍ら40代でヨガ講師の資格を取得。心身をゆるめることの大切さを学び、50代からカラダとココロをゆるめて本来の自分を取り戻す「ゆるめ屋」として活動を始める。やわらかいボールを使った"hi_biゆるケア"を軸に個人セッションやグループレッスン、リトリート、講座等行う。東京、京都での活動を経て60歳で静岡県伊東市に移住し、オンラインレッスンも開始。
インスタグラム:studio.hi_bi








