• 今月の表紙は、モデルの小梅さんがダーニング中の靴下です。特集「私の冬の夜長仕事」での取材で撮影した1枚です。

    小梅さんが好きな夜長仕事のひとつは、繕いもの。家族が寝たあとに、時間を見つけてちくちくする時間がとても大切だといいます。
     
    夜なべ仕事の際に、すぐそばに置くのは、旅先で集めた石や貝殻。風景を思い浮かべ、石の模様から針仕事の糸の色を思いついたりするという小梅さん。自由な感覚で繕っていきます。

    「自然を感じられるものを身近に置くと、イメージが膨らんで、ただ繕いものをするという作業ではなくなる感じがします。風景を落とし込むようにしていくと、本当に楽しくてリラックスできるんです」

    ちなみに、小梅さんはダーニングマッシュルームの代わりにも、旅先の小石を使っています。丸みのあるカーブが、かかとの繕いにぴったりだそう。表紙のカットの靴下の中にも、実は石が入っています。

    画像1: 表紙の一枚 『天然生活』2020年3月号

    写真は、靴下と道具の配置を検討中の、小梅さんとカメラマンの関めぐみさん。とても寒い日でしたが、冬らしいやわらかい光が入り、3月号の撮影にはぴったりでした。

    画像2: 表紙の一枚 『天然生活』2020年3月号

    そして撮影した構図はこちら。表紙と見比べて、いかがですか? 関さんのフィルターを通すと、ぐっと暖かい雰囲気になりました。

    撮影の合間に、小梅さんお手製のクッキーと紅茶で休憩。

    画像3: 表紙の一枚 『天然生活』2020年3月号

    ココナッツが香る、ざっくりとした食べ応えのあるクッキーは、好きな本を見ながら材料をアレンジしてつくられるもので、とてもおいしかったです。

    素敵な写真を撮影してくださったのは、関めぐみさん。
    ぜひ、夜長仕事のご参考に、ご覧くださいませ。

    ※ 小梅さんの記事「旅のかけらをそばに、空想のときを楽しむ」は、『天然生活』2020年3月号、P.20~23に掲載されています。


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