• 定番ものから、ちょっと意外なものまで。のっけるだけで、そばとうどんをよりおいしく食べられる具材のアイデアを、堤人美さんに教えてもらいました。今回の主役は、「あじの干物」です。
    (『天然生活』2016年8月号掲載)

    あじのほぐし身ときゅうりで冷や汁風

    画像: あじのほぐし身ときゅうりで冷や汁風

    あじの干物をほぐし、塩もみにしたきゅうりと一緒に麵にのせて麵つゆをかける。

    寿司酢を少し加えると、よりさっぱりいただける。

    塩もみきゅうりを、きざんで寿司酢であえた焼きなすに替えてもおいしい。

    冷:◎ 温:△

    ※マークは、◎、○、△の順で、おすすめ度を表しています。なお、トッピングは、そば、うどんのどちらでも楽しめます。

    ◇ ◇ ◇

    トッピングのコツ

     味に緩急をつける

     麺にからむもの、からめる工夫

     食感がいいものを加える

    そばとうどんの具材は、ワンパターンになりがち。

    堤さんが教えてくれたのは、夕飯の残りものや缶詰、冷蔵庫にありそうな食材を使って、手軽にできるトッピング。

    こんなものも?という意外な食材も、ちょっとした工夫で麵の具材に早変わりします。

    「具材は、さっぱりしたものに、うま味やコクのあるものを合わせたり、ピリ辛のものや酸味のあるものをアクセントにしたり、味に緩急をつけるのがポイントです。ひと口大に切る、小さくきざむなど、具材を麵にからみやすくするのもコツで、卵やとろろなどを使うのもいいですね。歯ごたえのある野菜やナッツなどを加えると、食感も楽しみながらおいしくいただけますよ」



    <監修/堤 人美 取材・文/熊坂麻美 イラスト/今井夏子( https://imainatsuko.myportfolio.com )>

    堤 人美(つつみ・ひとみ)
    料理研究家。身近な食材を使った、つくりやすくおいしいレシピに定評がある。著書は『いつも卵があればいい。朝も、昼も夜も。』(グラフィック社)、『ひとりごはん日和」(成美堂出版)、『『朝仕込み』だから、帰ってすぐできる!おいしいレシピのひみつ』(朝日新聞出版)』など、多数。
    インスタグラム@hitotsutsu

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです


    This article is a sponsored article by
    ''.