「楽しみながら脳を鍛える」のに最適なのがパズルです。パズルを解くということは試行錯誤をする論理思考を続けて、何かとつながるヒラメキを得ることです。そんな頭の体操にピッタリなのが、有名パズル教室で小学生が解いているパズル。小学生向けだからといって油断は禁物。意外と難問で、脳を活性化してくれますよ。
気になる正解は?
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答えは「B」です。
どこから曲がって家に入ればいいのかを考えると、おのずと答えのルートが見つかります。
Aは、回答図のようにいけば簡単にたどり着くことがわかります。
Bは、左に曲がって入ることができません。
CとDは、ゴールを近づけてあげれば分かりやすくなります。
まず、左に曲がってCに入るルートはC1とC2のふたつ。C1はまた、Dに入るルートでもあります。
つまり、B以外の家にはたどり着くルートがありますので、正解はBになります。
集中して試行錯誤する理論思考は、脳を鍛えて頭をよくしてくれます。
このような問題を、1日1問楽しんで解くだけで、きっと「頭の回転がはやくなる」ことを実感できるはずです。
松永暢史
教育環境設定コンサルタント。「受験のプロ」として音読法、作文法、サイコロ学習法、短期英語学習法など、さまざまなメソッドを開発している。教育や学習の悩みに答えるV-net(ブイネット)教育相談事務所を主宰。『男の子を伸ばす母親は、ここが違う!』(扶桑社)がシリーズ60万部のベストセラーに。趣味はたき火。
星野孝博
クロノスパズル教室、パズルショップ・トリトなどを運営する株式会社クロノス代表取締役。一般社団法人日本パズル協会代表理事、公益財団法人日本数学検定協会理事を兼任するなど、パズル業界で幅広く活躍。趣味はボート釣り。