四角く焼き上げる和風ハンバーグ「松風(まつかぜ)」のつくり方を、横山タカ子さんに教わります。気忙しく、お客さまも多い年末年始。ふだんの食材でも立派なおもてなし料理になるような、手間のいらないシンプルな料理がおすすめです。
(『天然生活』2019年1月号掲載)
(『天然生活』2019年1月号掲載)
松風のつくり方
四角く焼き上げる和風ハンバーグ。仕上げに白と黒のごまをまぶして供します。
とり肉は、もも肉のひき肉を使うと、しっとりと仕上がります。
材料(5人分)
● 木綿豆腐 | 150g |
● A | |
・とりもものひき肉 | 200g |
・卵 | 1個 |
・しょうが(みじん切り) | 小さじ1 |
・味噌 | 大さじ1 |
● ごま(白、黒) | 各適量 |
● 油 | 適量 |
つくり方
1 豆腐は重石をして1時間おき、水けをきり、ボウルに入れたらAを加え、しっかり混ぜる。
2 油をひいたフライパンに、1を加え、約15×10cmになるよう、四角くのばす。
3 ふたをして、弱火で両面を5分ずつ焼く。
4 火を止め、10分ほどフライパンの中で生地を落ち着かせる。
5 食べやすく切り、白、黒のごまを表面にまぶし、器に盛る。
〈料理/横山タカ子 撮影/本間 寛〉
横山タカ子(よこやま・たかこ)
料理研究家。長野県大町市生まれ、長野市在住。長年、保存食を中心とした長野の食文化を研究すべく各地に赴き、料理名人から教わる。長野県の特徴でもある、野菜をたっぷりと使った保存食は「適塩」で作り、季節の食材は手をかけすぎず、素材を生かしてシンプルに食べることを信条とする。地元の農作物を広める活動にも尽力。大の着物好きでもある。著書に、『信州四季暮らし』(扶桑社)など。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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