小さくても、不思議と強い存在感をもつボタン。そのままでもかわいいけれど、手をかければ、もっと素敵になる。生まれた年代も、色も、デザインもさまざまな、手のひらいっぱいの小さな宝物。布作家の山中とみこさんに大きいボタンのブローチのつくり方を教えていただきました。
(『天然生活』2014年4月号掲載)
(『天然生活』2014年4月号掲載)
大きいボタンのブローチ
個性的なボタンは、デザインや質感を生かして、そのままブローチに。
ひとつだけ着けても、幾つか組み合わせても、それぞれにかわいらしさが。
材料
◎ ボタン(作品は、直径3~5.5cm)
◎ ブローチピン(ボタンの直径より小さいもの)
◎ 合成皮革(またはフェルト)
◎ 木工用接着剤
つくり方
ボタン(作品は、直径3~5.5cm)の裏側に、ボタンの直径より小さいブローチピンを、1.5~2cm角の合成皮革やフェルトと一緒に木工用接着剤で付ける。
そのほかの作品のつくり方
白いボタンのネックレスとブレスレット >>
プラスチックボタンのオーナメント >>
小さいボタンのブローチとストールピン >>
ガラスボタンの香りのオブジェ >>
シートボタンをキャンバスに >>
〈作品デザイン・制作/山中とみこ 撮影/有賀 傑 取材・文/福山雅美 イラスト/木波本陽子〉
山中とみこ(やまなか・とみこ)
布作家/専業主婦、古道具屋店主、小学校の特別支援学級の補助職員などを経て、2003年、49歳のときに大人の普段着のレーベル「CHICU+CHICU 5/31(ちくちくさんじゅういちぶんのご)」をスタート。現在は、埼玉県所沢市にてギャラリー&ショップ「山中倉庫」を不定期オープンしているほか、全国のギャラリーなどで展示会を開いている。
Instagram:@chicuchicu315
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです