• ホテルで味わう名物スイーツと、おいしさの裏側にあるストーリーをお届け。今回は、丸の内・パレスホテル東京「ザ パレス ラウンジ」でいただける〈マロンシャンティイ〉。特別な空間でゆったりひとり時間を楽しめるホテルでのひととき。宿泊はなかなかできなくても、お茶や息抜きに、甘いものを食べる時間って非日常を味わえますよね。自宅でホテルの味を楽しめる持ち帰り・お取り寄せ可能なお菓子もあわせて紹介します。

    パレスホテル伝統のシグニチャー〈マロンシャンティイ〉

    まるで別荘地にいるかのように感じられる「PALACE HOTEL TOKYO」(パレスホテル東京)

    画像: 都心の一等地に堂々とそびえる「PALACE HOTEL TOKYO」外観

    都心の一等地に堂々とそびえる「PALACE HOTEL TOKYO」外観

    パレスホテル東京は、丸の内1-1-1という住所をもつ、日本で「ただひとつのホテル」。

    皇居外苑のすぐ横で緑豊かなロケーションでありながら、地下鉄の駅地下通路直結というアクセスのよさ。都心であることの利便性と、まるで旅をしているような自然環境を併せ持った、ほかにはないホテルです。

    大手町駅から地下通路直結のエスカレータを上がると、上品で美しい「ザ パレス ラウンジ」がお出迎え。今回は、ラウンジ内でくつろぎながらいただけるスイーツを紹介します。

    純白のドレスをまとったような〈マロンシャンティイ〉

    画像: ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」

    ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」

    ロビーラウンジである「ザ パレス ラウンジ」は、サンドイッチやハンバーガーなどのライトミールが基本的なメニュー。

    そのほかに、季節のフルーツを使用したパフェをはじめとしたスイーツ、種類豊富なドリンクがいただけます。

    画像: 日差しが気持ちよく入るラウンジ

    日差しが気持ちよく入るラウンジ

    “グランドレジデンス”がテーマのインテリアは、まるでリビングでくつろいでいるような心地よさ。

    広報の和地明里紗さんは、「家に帰ってきたような、落ち着きある空間づくりをしています」と話します。

    画像: 「マロンシャンティイ」1,460円(税込)

    「マロンシャンティイ」1,460円(税込)

    いただいたのは、ペストリーシェフの窪田修己さん自らつくってくださった伝統ある〈マロンシャンティイ〉。

    シャンティイとは、フランス語で「ホイップクリーム」のこと。まるでドレスを着ているかのような気品あるビジュアルは、どうしたって心惹かれてしまいます。

    画像: 空気を含んだ粗ごしの栗がたっぷりと入る

    空気を含んだ粗ごしの栗がたっぷりと入る

    「シロップで煮た栗を粗めに裏ごしし、空気を含ませながら型に詰めてジェノワーズ(卵黄と卵白を一緒に泡立てる「共立て法」でつくられたスポンジ生地)に乗せています。栗は細かくしすぎるとペースト状になってしまうので、あえて少しざらっとした食感が残る程度のミンチ状に。スッと消える食感もあったり、栗のほろほろとした食感も感じられたり、舌の感覚を楽しめるお菓子です」(ペストリーシェフ 窪田さん)

    一見、生クリームの量が多いのでは?と躊躇しながらスプーンを入れると、驚くほどの栗、栗、栗。

    生クリームに支えられるようにスプーンに乗って口に運ばれる栗は、ほろほろと舌の上で転がりながら、しっとり感も感じられる味わいです。

    さっぱりとした生クリームが溶けたあと、つぶつぶとした栗の食感を最後まで楽しむあの感じ。このお菓子ならではと思わせる極上の栗スイーツでした。

    画像: 上から見るとドーム型をしている

    上から見るとドーム型をしている

    1961年のパレスホテル開業時から提供しているという、伝統ある〈マロンシャンティイ〉。当時は楕円形で、サイズはいまよりもやや大きめだったとか。

    時代と共に変わっていくゲストの好みに合わせながら、砂糖の量はおよそ半分に、形はドーム型へと進化してきました。

    「1日に100〜200個は出るお菓子です。催事などを合わせると、2~3万個販売される月もあるほど。パレスホテル東京のスイーツは、シンプル。複雑な構成はしないようにつくっています。核になるものに付随するように少しずつフレーバーをつけていくようなイメージです。しかしシンプルでありながら、ビジュアルに関してはエッジを効かせることもあります。〈マロンシャンティイ〉も、パッと見では生クリームだけに見える。その少しとんがった見た目と味のバランスを追求しています」(窪田さん)

    11種のクッキーが詰め込まれた〈プティフールセック缶〉

    画像: 「プティフールセック缶」 ¥4,320(税込)

    「プティフールセック缶」 ¥4,320(税込)

    2020年6月、自宅でホテルメイドの焼き菓子を楽しめるよう、店頭、オンライン、どちらでも販売をスタートした〈プティフールセック缶〉。

    すでに単品販売されているクッキー6種と、今回新たにレシピ開発された5種の詰め合わせです。

    11種のクッキーは、すべて別の生地からつくり上げたというこだわりよう。

    手間ひまかけられた彩りのよいクッキーが、仕切りもなくぎっしり詰められた様子は見ているだけで幸せな気分になります。

    画像: ちょっとしたギフトに最適な、小ぶりのサイズ感

    ちょっとしたギフトに最適な、小ぶりのサイズ感

    パステルグリーンの缶は、ホテルのすぐそばにある皇居外苑の緑をイメージ。

    装飾はなく、レトロな字体の「PALACE HOTEL TOKYO」だけという潔いデザインは、シンプルでいて華やかなホテルの雰囲気と重なります。

    画像: 11種のクッキーが詰め込まれた〈プティフールセック缶〉

    “最上質の日本”を表現したクッキーは、海外からのゲストにも喜ばれるよう、「和」の要素がたっぷり。日本酒、胡麻、抹茶、和三盆などの素材を使用し、それぞれ食感も風味も異なります。

    小さいキューブ型の「SABLE SAKE」は、ほろほろと口どけがよく、後味はほのかに日本酒を感じられる味わい。「SABLE CANNELLE ANANAS」は、ガリガリとした食感のサブレに、やや固めのパイナップルジャムが乗せられています。

    画像: クッキーの説明書きは、とっておきたくなるかわいらしさ

    クッキーの説明書きは、とっておきたくなるかわいらしさ

    かわいらしい説明書きを見ながら、ひとつずつ食べ進めていくワクワク感。自分へのご褒美にも、贈り物としても、確実に喜ばれそうです。

    画像: 〈マロンシャンティイ〉〈プティフールセック缶〉どちらも購入することのできるペストリーショップ「スイーツ&デリ」(B1F)

    〈マロンシャンティイ〉〈プティフールセック缶〉どちらも購入することのできるペストリーショップ「スイーツ&デリ」(B1F)

    画像: 持ち帰り用の〈マロンシャンティイ〉800円(税込)

    持ち帰り用の〈マロンシャンティイ〉800円(税込)

    画像: お濠に面した、開放感あふれるテラス席

    お濠に面した、開放感あふれるテラス席

    これからの時期、テラス席でくつろぐのもおすすめ。外濠に浮かぶ白鳥の姿を探しながら、甘い時間をお過ごしくださいね。

    PALACE HOTEL TOKYO
    東京都千代田区丸の内1-1-1

    ・東京メトロ各線「大手町」駅C13出口より地下通路直結
    ・JR線「東京」駅(丸の内北口)徒歩8分
    03-3211-5218

    PALACE HOTEL TOKYO公式サイト  
    オンラインショップ


    ザ パレス ラウンジ(ロビーラウンジ)
    03-3211-5309
    ・10:00~23:00(L.O 22:30)
    ※状況により、営業時間等が変更になる場合があります

    〈撮影/山川修一 取材・文/山下あい〉



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