• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしを作る。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。憧れの先輩、オアシズの光浦さんがカナダ留学へ発ち、寂しさ半分、ワクワク半分の白鳥さん。

    ずっとカッコイイ光浦さん

    長いこと仲良くさせて頂いている、オアシズの光浦さんがカナダ留学へ旅立ちました。本来は去年の予定でしたが、コロナで延期になり今年の出発に。

    ひとまず1年という期間とのことで、「1年なんてあっという間だよ。産休だってそのくらい経っちゃうもんね。」と、言われて納得したものの、やっぱり寂しいですね。

    画像1: ずっとカッコイイ光浦さん

    光浦さん、清水ミチコさん、森三中・黒沢さん、私の4人で、よくグループLINEで会話していたので、いつも会っていたような感覚だったのも大きいのかなぁ、と思います。

    光浦さんは「めちゃイケ」という番組に長年レギュラーとしてご出演されていて、私も後半の7年くらいだけ新メンバーとして、ご一緒させて頂いていました。

    あの番組の凄まじさったら、以後のどんな番組でも経験したことのないものでした。

    求められるものに追いつけない自分に「もうクビにしてくれ。」と、何度も思ったし、悩んでばかりの毎日でした。

    そんな中で長年戦い抜いた光浦さんを、私は素直に尊敬しています。

    画像2: ずっとカッコイイ光浦さん

    きっと、その間に一旦横に置いた感情もあるし、諦めた何かもあって、それでも全身全霊で番組に向かい続けて、走り切った光浦さんはカッコイイです。

    私がイジメられっ子だった学生時代、地獄の一週間の終わりに笑わせてくれた番組は「めちゃイケ」でした。

    「てめぇが、笑ってんじゃねーよ。」とクラスメイトに言われて以来、笑うことをやめたのに、それでもそんな私を笑わせてくれたのは、あの番組で、そこで身体を張っていた光浦さんで、男芸人にも負けない光浦さんでした。

    そんな光浦さんが、「めちゃイケ」が終わったことで、あの日置いてきた自分と向き合える時間が持てたのだとしたら、50歳で留学すると決断したその姿って、すごくワクワクします。このままだっていいけれど、まだまだ挑戦できる。

    その姿を近くで見ていると、こっちまでワクワクしてくるし、自分だって、まだなんでも出来そうな予感がしてきます。

    この仕事は、時々、雑音が聞こえてきて落ち込んだりもするけれど、そんな声より、予感に引っ張られて走る気持ちよさを私は信じています。そして私、光浦さんの予感は当たる気がしているのです。やだ、占い師みたいなこと言ってる!

    でも荷物を減らして、身軽になったら今までよりも走れる。っていうのはあると思うんですよね。

    光浦さんからのラブレターフロムカナダを楽しみに待っています。と言ってる側から、「到着した!」と、すぐさまLINEが来て、「インターネット時代、ありがたい!」と、叫んでいる私なのでした。

    画像3: ずっとカッコイイ光浦さん


    画像4: ずっとカッコイイ光浦さん

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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