老眼もどうせなら楽しんじゃおう
老眼になってしまったことをあ〜ぁと嘆くより“メガネgoods”で楽しんじゃうのはどうでしょう。
わたしは元々目が良くて視力が1.5以上。人の服も透けて見えちゃうぐらいでした。笑
それが50歳目前ぐらいかな? パリを旅した時、今までなんともなかったメトロの路線図が見えづらくなってて『老眼キターッ!』と、帰国後、近所のメガネ屋さんに直行。
初めての老眼鏡は検眼もせず『1.0』をすすめられるまま購入。次に『1.5』……、かけないよりは見えるという感じで満足していました。
ある時、ご飯をご一緒した男性のメガネが彼の雰囲気にぴったりで素敵で♡
「そのメガネどこで買ったの?」って聞いちゃったほど。メガネは顔の一部です、って本当!
初めてメガネ屋さんで丁寧に検眼してもらって、フレームも自分の顔や雰囲気に合うものを時間をかけて選んでmy老眼鏡を作ってもらったのが50代前半。(なかなか高かったなー)
「かおりさんのそのメガネかわいい」なんて褒められた時にゃあ、内心「よっしゃー!」
そうです、メガネは顔の一部なんです。大切、大切。
わたしより若い友人が『1.0』とか『1.5』の安価な(知らなかったけど100円ショップでも買えるらしいですね)リーディンググラスを使っていたら、メガネ屋さん(できれば素敵なメガネ屋さん)で検眼をちゃんとしてもらって『my老眼鏡』を作ってもらった方が絶対いいよー! とすすめています。
眼鏡グッズは、アクセサリーと思って
『メガネグッズ』にこだわると老眼鏡生活もすっごく楽しい。
グラスコードって言うのかしら? メガネを首から下げる紐のこと。これ、なかなか素敵なものを使っている人いないですよね。なんかキラキラと余計なものが付いていたりして。
先日べっ甲のアクセサリーの展示会に行った時に出合えました。メガネと同額くらい高価だったけど首から下げるってことは『アクセサリー』です。そう思えばね……。
できればメガネを作った時に入れてくれるメガネケースのまま持ち歩くのもちょっとね、心躍らない。どうせならお気に入りのメガネケースを見つけて持ち歩きましょう。
わたしも探し続けて何年でしょうか、最近やっと長く付き合えそうなシンプルでかっこいいメガネケースを見つけました。
最終的には今はとても手が出せないけれどべっ甲のメガネフレームを狙ってる。まずはそれが似合うかっちょいいmadamにならなくてはね。
読んでくださってありがとっ!
桜井かおり(さくらい・かおり)
「カフェロッタ」オーナー。大手損害保険会社のOLを経て、東京・代官山「クリスマスカンパニー」にアルバイトとして勤務。その後、系列店のテディベア専門店「CUDDLYBROWN」で店長を務める。2001年3月、東京・松陰神社前で「カフェロッタ」をオープン。心のこもった接客に、全国からお客様が足を運び、お客様から相談やお手紙をもらうことも多い。初の著書『カフェロッタのことと、わたしのこと』(旭屋出版)は重版出来。
インスタグラム:@kaorilotta
カフェロッタ
住所:東京都世田谷区世田谷4-2-12
電話:03-3428-1126(営業は2021年9月末まで)