• 整理整頓アドバイザーとして活躍し、片づけの仕組みをつくる「ものとかぞく」主宰の水谷妙子さんは、無印良品の元商品開発担当。新しい時代のために見直した暮らしの習慣と、愛用する無印良品のアイテムを紹介します。今回は在宅ワーク時の仕事道具の収納についてのお話です。
    (『無印良品ではじめる新しい習慣』より)

    在宅ワークがすいすいはかどる収納

    コロナ禍以前から、仕事はおもにダイニングテーブルで行っています。食事の際は片づける必要があるため、飾り棚に仕事道具の収納スペースを確保。事務用品、書類、PCグッズなどをまとめています。私が座るのは飾り棚のすぐ前の椅子なので、座ったまま出し入れができます。

    画像: 飾り棚の前が私の定位置。テーブルをリセットしやすいよう、すぐ後ろに仕事道具や書類の収納場所を設けました

    飾り棚の前が私の定位置。テーブルをリセットしやすいよう、すぐ後ろに仕事道具や書類の収納場所を設けました

    事務用品の収納には、ポリプロピレン小物収納ボックス6段・A4タテを。

    事務用品は種類が多く、すべての収納場所を覚えられません。そこで、引き出しと棚板を一段おきにし、すき間をつくって中身が見えるようにしました。これなら、使いたいものがすぐ見つかります。また、引き出しについている仕切り板を使えば、こまごましたものを分類できます。

    ひと口に在宅ワークといっても、オンライン会議や事務作業などいろいろで、さまざまな道具を使い分けているもの。そのつど「どこだっけ?」と考えずにすんで、思考が中断されない。仕事の流れが止まらず、すいすいはかどります。

    水谷さんのワークスペース収納

    飾り棚の下段と扉の中が仕事道具の収納場所。こまめにリセットするため、ものの定位置を決め、すぐ戻せるようにしています。

    画像: 3段のドキュメントトレーを置いて、郵便物や領収書、PCグッズを収納。持ち歩く手帳やペンケースは、パソコン下のケースに

    3段のドキュメントトレーを置いて、郵便物や領収書、PCグッズを収納。持ち歩く手帳やペンケースは、パソコン下のケースに

    領収書はポケットホルダーにはさむだけ

    画像: 領収書はポケットホルダーにはさむだけ

    苦手な領収書整理は、細かく分けず、仕事の経費と医療費の2分類に。ノートカバーにもなるスリムポケットホルダーはサイドから差し込め、出し入れがスムーズです。

    PCグッズはまとめて準備万端に

    画像: PCグッズはまとめて準備万端に

    ポリプロピレンデスク内整理トレー4に、WEBカメラとハードディスクをまとめ、テーブルへサッと出せるように。仕切りつきでコードがからまりにくいのも嬉しい。

    画像: 書類や事務用品は扉の中へ。書類は仕事が終わるたびに処分し、スペースはこれ以上増やしません。上段には名刺などを

    書類や事務用品は扉の中へ。書類は仕事が終わるたびに処分し、スペースはこれ以上増やしません。上段には名刺などを

    事務用品は「用途分け」で使いやすく

    画像: 事務用品は「用途分け」で使いやすく

    名刺やコインケース、宅配便の送付状はケースを分けて、目当てのものだけ取り出せるように。ぴったり収まるポリプロピレンデスク内整理トレー2と同4を使用。

    文房具は手前からよく使う順に収納

    画像: 文房具は手前からよく使う順に収納

    ポリプロピレン小物収納ボックス6段・A4タテの引き出しは、仕切り板を活用し、種類別に分類。すき間から戻せるよう、一番前に使用頻度の高いものを。

    書類はパッと見つかるよう色で分類

    画像1: 書類はパッと見つかるよう色で分類

    小学校はピンク、仕事はブルーなど。クリアファイルとポリプロピレンスタンドファイルボックス・A4用のラベルの色をそろえて、迷わず取り出せるように。

    本記事は『無印良品ではじめる新しい習慣』(扶桑社)からの抜粋です


    画像2: 書類はパッと見つかるよう色で分類

    ものとかぞく 水谷妙子(みずたに・たえこ)
    整理収納アドバイザー1級。夫、長女(8歳)、長男(6歳)、二男(4歳)と暮らす。武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業後、無印良品で13年にわたり、500点を超える生活雑貨の商品開発を担当。現在は雑誌やテレビでの情報発信、商品開発などを行っている。
    ホームページ:https://taekomizutani.com/
    インスタグラム:@monotokazoku

    ◇ ◇ ◇

    『無印良品ではじめる新しい習慣』(扶桑社)

    『無印良品ではじめる新しい習慣』(水谷妙子・著/扶桑社刊)

    『無印良品ではじめる新しい習慣』(扶桑社)

    amazon.co.jp

    コロナ禍でもより快適で、豊かな生活を。無印良品の商品開発を担当していた整理整頓アドバイザー水谷妙子さんが、新しい時代のために見直した暮らし方を紹介。自らが生活に取り入れている無印良品のアイテムは新しい習慣を取り入れるために、そっと力を貸してくれます。水谷さん愛用の無印良品182アイテムを掲載。心地よい暮らしを生む小さな習慣と、役に立つ実例が満載の一冊です。



    This article is a sponsored article by
    ''.