サツマイモにスパイスを合わせれば、いつもの煮物とは一味違う、おいしくて体によい一品になります。
マバニ家の「サツマイモと白ゴマの蒸し煮」のつくり方
このサツマイモの蒸し煮、インド料理ではありますが、実は日本の煮物のように、普段のおかずの一品としても召し上がっていただけます。
材料Aのニゲラシードは独特の香りがあるので、日本人の私たちには好き嫌いが分かれると思います。ご自宅にない場合には入れなくても大丈夫です。
簡単に作れますので、サツマイモのおいしい時期に作ってみてください。
材料
● サツマイモ | 300g |
● 植物油 | 大さじ1 |
● フェヌグリークシード | 小さじ1/4弱 |
● 乾燥赤唐辛子 | 1本 |
● A | |
・クミンシード | 小さじ1/2 |
・洗いゴマ | 小さじ1 |
・ニゲラシード(カロンジ) | 小さじ1/4 |
・ヒング | 小さじ1/8 |
●生姜(みじん切り) | 小さじ1 |
●ニンニク(みじん切り) | 小さじ1 |
●青唐辛子(切れ目を入れる) | 1本 |
● B | |
・コリアンダーパウダー | 小さじ1強 |
・チリパウダー | 小さじ1/2 |
・ターメリック | 小さじ1/4 |
●塩 | 小さじ1/2~好みの量 |
準備(サツマイモ)
サツマイモは根付きの部分を切り取り、一口大に切っておく。
つくり方
1 厚手の鍋に油とフェヌグリークシード・乾燥赤唐辛子を入れ弱めの中火で温める。
2 乾燥赤唐辛子が膨らんできたらAも加える。
3 クミンシードが色づいたら、生姜・ニンニク・青唐辛子も加える。
4 ニンニクの香りがたってきたら、サツマイモを加え混ぜる。
5 サツマイモに油が絡んだら、水200mL(分量外)も加え、蓋をして弱めの強火で加熱する。
6 サツマイモの色が変わり始めたらBと塩を加え混ぜ、蓋をしてサツマイモが柔らかくなるまで時々混ぜながら加熱する。
もっと美味しくするために:
サツマイモがものすごく甘い場合には、最後にレモン果汁を小さじ1ほど加えても美味しくなります。
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〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉
マバニ・マサコ
インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。
新刊『西インド料理はおもしろい 食文化とともに味わう、本格カレーとスパイス料理』amazonで見る が発売中。
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