台北メトロ「ブラウンライン」
こんにちは、ナビゲーターの陳小爵(チェン・シャオジュエ)です。
「MRT(MassRapid Transitの略)」とも呼ばれる台北メトロは、現在合計6つの路線・131の駅があります。旅行者にとっても便利な台北メトロ。
年々路線を拡大している台北メトロをご紹介したいなと思った時に、真っ先に頭に浮かんだのがブラウンライン「ブラウンライン(中国語名:文湖線)」でした。
なぜなら、ブラウンラインには羽田空港からの国際線が発着している「台北松山空港」直結の駅があるんです。この空港は、台北市内の中心部からも本当に近いので、とってもおすすめ。(空港内の免税店では、「+10・テンモア」の靴下も一部販売していますよ!)
ちなみに「松山空港駅」の前後では、車上から空港を見渡すことができるので、通るたびにワクワクします。
というわけで、今回は日本の皆さまが利用することの多いであろう、このブラウンラインの駅をいくつかピックアップしてご紹介します。
台北メトロ「ブラウンライン(中国語名:文湖線)」
南港展覧館駅-動物園駅まで、全長25.2キロメートル・計24の駅がある。
運行時間:6:00〜24:00
松山空港駅近くの撮影スポット「觀山河濱公園」
ここは松山空港近くの人気撮影スポット。赤と白のペイントがかわいくもかっこよくもあり、ミュージックビデオ撮影などでよく使われる場所です。
空港のすぐそばなので、飛行機が離発着していく迫力ある姿も見ることができます。飛行機好きな方にはぜひ訪れていただきたいです。
觀山河濱公園
所在地:台北市松山區
川辺の公園「美堤河濱公園」
「河濱公園」とは、中国語で“川辺の公園”という意味で、台北市内にもいくつもあります。犬を飼っている友人たちと遊ぶときなど、よくこういった川辺の公園に行き、犬を散歩させたり、ピクニックをしたりします。
たいていの「河濱公園」にはサイクリングロードが整備されていて、観光客も借りることのできるレンタサイクルサービスがあります。
美堤河濱公園
所在地:台北市中山區樂群一路基隆河基16號水門
(ブラウンラインの「内湖駅」から行くことができます)
「大湖公園」のプール
ブラウンライン「大湖公園駅」を降りると、すぐそこに市民の憩いの場として親しまれている「大湖公園」があります。名前の通り大きな湖があるほか、公営のプールもあり、屋外なのでとても気持ちがよいと評判なんですよ。
この公園があるエリアは「内湖(ネイフー)」といって、ホテルや遊園地、ショッピングセンターなどがあり、多くの旅行客が訪れます。
「+10・テンモア」のオフィス近くにある「信維市場」
最後は、私たち「+10・テンモア」のオフィスがある、「大安駅」近くのローカルな市場「信維(シンウェイ)市場」。
ビルの一階部分には小さなお店がたくさん入っていて、その上が住宅になっている市場です。
オフィスから近いので、よくランチやおやつなどを買いに行くのですが、階段がとってもかわいいことに気が付き、カタログ撮影も行いました。この市場で私たちのお気に入りはビーフンスープ「米粉湯(ミーフェンタン)」。
もし機会があったら試してみてくださいね。
信維(シンウェイ)市場
住所:台北市大安區信義路四段60號
※営業時間、定休日などは店舗により異なる
台北メトロ・ブラウンラインの空想旅行、いかがでしたか?
また違う台北の表情がお届けできていたらうれしいです。
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「+10・テンモア」と「JUBILEE」のコラボレーションももうすぐお披露目できるので、どうぞご期待ください! 詳細は以下をご覧ください。
「+10・テンモア」と「JUBILEE」のコラボレーション「イシンデンシン」
台湾の靴下ブランド 「+10・テンモア」と、日本のテキスタイルブランド「JUBILEE」のコラボレーションアイテムが日本と台湾で同時発売(11月下旬ごろ)されます。
テーマは「オノマトペの研究」。
第一言語が異なるわたしたちにとって、大事なコミュケーションツールの1つである擬音語・擬態語。
「+10・テンモア」は日本語のオノマトペから、「JUBILEE」は台湾語のオノマトペから、それぞれにとっての外国語をお互いリサーチし、音の響きやある様態を靴下とテキスタイルに写しとりました。わたしが感じることを、あなたはどのように感じ、どう表現するのか。
実験が好きなわたしたちの実験的コラボレーション!
日本では、11月下旬から、通販サイト「Pinkoi」にて販売開始予定。
台湾では、11/19(金)~12/5(日)小器生活空間(華山店)ポップアップストアにて販売予定。
+10・テンモア
2012年に台湾で設立された靴下ブランド。日本語で紹介された書籍に『+10 テンモア台湾うまれ、小さな靴下の大きな世界(トゥーヴァージンズ)』がある。2016年から毎年春夏には台湾に生息する海の生き物をモチーフにしたデザインを発表。4月15日に登場する2021年春夏の新作シリーズは『micro-』と題し、宇宙の中で孤独な物質はなく、アメリカの思想家ヘンリー・ソローが「野性の中に世界は保存される」と語っているとおり、すべてが関連していると説いている。
日本語オフィシャルサイト
https://www.10moresocks.com/?Culture=ja-jp
日本からは通販サイト「Pinkoi」でも購入可能
https://jp.pinkoi.com/store/10moresocks
取材・文/近藤弥生子(こんどう・やえこ)
2011年2月より台湾在住の編集・ライター。日本語・繁体字中国語でのコンテンツ制作を行う「草月藤編集有限公司」を主宰。台湾で妊娠・出産後に離婚し、シングルマザーとして6年間過ごしたのち、台湾人と再婚。現在2児の母。ブログ『心跳台湾』で台湾での暮らしを綴っている。初の著書『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』(ブックマン社)amazonで見る が好評発売中。
http://www.yaephone.com/