• 小学校の社会科の教科書をめくってみると、「これだけ知っていれば日常生活を送るうえで困らない」とても役立つ知識が網羅されています。そんな、実は大人にとっても読み応えのある社会科の教科書から、エコロジーについてのクイズに挑戦してみませんか。思い出せれば脳もスッキリ。ぜひ、頭の体操にどうぞ。

    答え

     

     

     

     

     

     

    答えは 山梨県の山林を育てている」です!

    驚くかもしれませんが、横浜市は山梨県道志村の土地を購入し、水源を守っています。

    以来、110年以上が経過しています。この間、横浜市が管理と保護を続けてきたことは貴重なことでしょう。また、この道志村は日本有数のクレソン産地としても知られており、これもまた水源の素晴らしさを表していますね。

    横浜市が所有する水源林の面積は2,873ヘクタール。これは道志村の総面積7,957ヘクタールの約36%にあたります。この広さは、東京ドーム約614個分、横浜市都筑区(2,793ヘクタール)とほぼ同じ面積にあたります。

    明治時代、横浜港を抱える横浜市は人口が増え続けていました。水は生活の大きな糧ですが、埋立地では塩分を含む井戸水は飲み水に用いることができず不向きだったのです。

    そこで、横浜市は明治20年(1887年)に日本初の近代水道を完成させました。いち早くその水源を守る重要性に気づいた横浜市は、大正5年(1916年)に道志村にある恩賜県有林を購入し、いち早く水源林として管理と保護を進めまのです。

    これらの問題、実は現在の小学校で習う範囲を元につくられています。『新装版 できますか? 小学校の社会科』では、地図記号や各地域の名産品や平野、山脈などの地理的知識から、歴史的事件の年号といった日本史、さらには民主主義の根本である議会政治のあり方など、幅広いジャンルを学びます。逆にいえば、一般常識、教養の基礎が詰まっているといえます。




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