真藤舞衣子さんの「じゃがいも酒粕グラタン」
今回は、根菜が大好きという真藤舞衣子さんに、「冬のあったか根菜料理とお菓子」という企画で、これからの季節にぴったりのレシピを教えていただきました。
表紙の一枚である「じゃがいも酒粕グラタン」は、実はとっても簡単です。
「ホワイトソースではなく、酒粕を生クリームで溶いたものを使っています。すぐにつくれるし、酒粕の風味がアクセントになっておいしく仕上がります」と、真藤さん。ほくほくしたじゃがいもと鶏肉に、酒粕のうま味がよく合います。
ソースが手軽につくれ、いろんな食材とも相性がよいそうなので、材料を変えて楽しんでも。
シンプルな材料で素材の味が際立つ「里いもと甘栗のスープ」
簡単といえば「里いもと甘栗のスープ」も手軽かつシンプルです。
スープのベースになるものは「里いも」「生クリーム」「水」の3つ。あとは塩、黒こしょうで調味して甘栗を入れ、仕上げにオリーブオイルをひと垂らしするだけです。
素材のおいしさが本当によくわかる、潔く美しいスープはシンプルながらも贅沢さを感じます。
まんまるの見た目もかわいらしい「スイートポテト」
さつまいもの輪切りにつぶしたさつまいもをのせているので、なめらかさとほくっとした食感が楽しく、はちみつとバターの甘さは、子どもも大人もみんなが好きな味です。
秋から冬にかけて、根菜がおいしくなる季節です。
心と体が温まる根菜料理とお菓子を、ぜひお試しください。
カメラマンの大沼ショージさん、スタイリストの駒井京子さん、そして、レシピを教えていただいた真藤舞衣子さんに感謝を込めて。
※真藤舞衣子さんの記事「冬のあったか根菜料理とお菓子」は、『天然生活』2021年12月号、P.4~10に掲載されています。
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真藤舞衣子(しんどう・まいこ)
会社勤務を経て、1年間京都の禅寺で生活。その後、フランスへ料理留学をする。帰国後は料理教室を主宰するほか、雑誌や書籍、イベントなどで活躍。近著に『はじめてのサワードゥ ブレッド』(文化出版局)。
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