お弁当は、気楽に気長に!
今回、お弁当特集で、つくりおきで1週間お弁当を教えてくださった、料理家の飛田和緒さん。
お弁当は毎日のことだから、気負わずにつくれるものが一番!とアドバイスしてくれました。
肉そぼろやゆで野菜、きんぴらごぼうなど、常備菜6品をうまく組み合わせると、1週間はもちろん、日々のごはんのおかずにも。常備菜はふだんの食事にも重宝します。
表紙になった、月曜日の三色弁当は、つくりおきをお弁当箱に詰めるだけ。
忙しい月曜日の朝にぴったりのお弁当です。
ちなみに、表紙撮影はこうしてモニターを見ながら調整して、文字が載る位置や余白などを計算しつつ、撮影していきます。
布のしわもきれいに伸ばして撮影したいため、慎重に。このあと、ライターの吉田さんと私は黒子になり、両サイドから布を静かに引っ張りつつ、カメラマンの川村さんが静かにシャッターを押すのを待ちました。
そして撮影後は試食タイム。1週間のお弁当を一度にいただく、夢のような時間です。飛田先生のレシピはシンプルでありながら、味のバランスがよく、箸が進むおかず揃い。ソーシャルディスタンスを保ちつつ、「おいしい!」「いくらでも食べられそう!」と、感動しながらいただきました。
組み合わせに加えて、飛田先生が教えてくれた、お弁当のアイデアがもうひとつ。
「おかずは少しずつ多めにつくって『ためる』のも手。1人分、1回分に分けて、冷蔵庫の奥に紛れないように、専用の容器に入れて。手前に置くと忘れませんよ」
このアイデアで、私は日々のお弁当づくりがぐんと楽になりました。ぜひ4月号のお弁当レシピと合わせて、お試しくださいませ。
飛田先生、スタッフ、みなさまのお力で撮影できた表紙です。ぜひじっくりご覧いただけましたら幸いです。
撮影の川村隆さん、取材・文の吉田佳代さんに心からの感謝を込めて。
※ 飛田和緒さんの記事「つくりおきで1週間お弁当」は、『天然生活』2022年4月号、P.14~19に掲載されています
* * *