しょ〜こ家の古道具たち
こんにちは。インテリア雑誌のライター&編集を経て、現在はインスタグラマーとして活動をしているしょ〜こと申します。
築45年のレトロな団地風マンションに娘とふたり暮らし。「古い団地をサンクチュアリに」をテーマに、インスタグラムで暮らしのあれこれを綴っています。
わが家では、ダイニングテーブル、木棚、椅子など、古道具屋で手に入れたインテリアが活躍しています。
年代を経たものだけが持つ、味のある見た目の雰囲気はもちろんですが、サイズ感や使い勝手も絶妙で、とても気に入っています。
今回は、自宅に迎え入れた古道具の家具たちが、日々の暮らしのなかにどんな風に馴染んでいるか、その後の様子をお伝えしますね。
靴下などの収納にも役立つ「小引き出し」
小引き出しって、2~5段ぐらの引き出しが重なるシンプルな形が多いのですが、私はケア用品や靴下を収納したくて大き目サイズのものを探しました。
「Ladybird」のネットショップでちょうどいいものを発見!
おかげで、バラバラしがちな化粧品から靴下までがすべて収まりました。
小ぶりで収まりがいい「ダイニングテーブル」
ダイニングテーブルは京都のうつわ屋さん「三田道具店」で出合いました。
サイズや雰囲気が理想にピッタリでしたが、当時は什器として店先で使われていたもの。
でも、偶然と縁が重なり、幸運にも自宅にお迎えすることができました。
このテーブルは裁縫用として長年使われたあと、とあるご家族のダイニングテーブルに活躍してきた働き者です。
広めの座面がポイントの「ダイニングチェア」
もともとは書斎の椅子を探していたときに買ったもの。
籐のこの形を探し求めて辿り着いたのはメルカリでした。
探していた海外デザインではなく日本製「マルニ」のもの。ちょっとお行儀悪いけど、あぐらをかいて座ってもゆとりのある座面なのでくつろぐときも重宝しているんです。
多目的に使える理科室出身の「木製スツール」
このスツールはどこかの中学校の理科室にあったようで、マジックで名前が書いてありました。
福岡の門司港へ出張に行った際、ふらっと立ち寄った「アルブル」で出合いました。
この理科室出身のスツールはいろんな使い方ができます。来客時の補助椅子にしたり、グリーンの台にしたり、こうしてテーブル代わりにも。
窓辺やベランダでちょっとお茶したいときにもひょいと持ち歩けるサイズなんですよね。
【動画】その後の楽しみ方
ときには配置を変えて楽しむのもおすすめ
空間のサイズを測ってピッタリサイズを買ったものでも、たまには別のコーナーに置いてみるとまた違った楽しみ方や用途が見つかることも。私も最近模様替えをして、新しい表情を楽しんでいます。
終わりに
きちんとメンテナンスされている古道具はお値段も高めです。自分でメンテナンスするから安いものをオークションで見つけるのもひとつの方法。お財布と相談して、自分なりのルールを見つけるといいと思います。
<撮影・文/大野祥子>
しょ〜こ(大野祥子)
フリーランスでインテリア雑誌のライター&編集歴20年。過去のおもな活動は「暮らしのまんなか」や「Come home!」など。インスタグラムで団地暮らしや日々の見直しを発信するうち、2年でフォロワーが10万人に。オリジナルのデジタルZINE「しょ~こジャーナル」も販売中。アカウントは@shosworks
Instagram:@shosworks