• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。相方のエミコさんから自分の似顔絵のこけしをもらって、しあわせ気分の白鳥さん。

    相方からこけしをもらいました

    相方のエミコさんからこけしをもらいました。しかも私の顔のこけしです。

    と思ったら、エミコさんのこけしも出てきました。たんぽぽこけしです。かわいい。

    画像1: 相方からこけしをもらいました

    エミコさんと言えば、こけし好きで有名です。家にはたくさんのこけしがあって、エミコさんに微笑みかけているんですよ。笑っちゃいます。

    エミコさんがこけし好きになったきっかけが、雑貨屋さんで実直にまっすぐ前だけを見て立っているこけしを見つけて、ズキュンと胸を打たれたからなんだそう。

    その時のエミコさんだからこそ、感じたものがあったんでしょうね。これぞ運命。

    そして今では家に飾るだけでは飽きたらず、こけしをカバンや服のポケットに忍ばせているほどの強者に。

    今回の白鳥こけしも、エミコさんのポケットから出てきたので笑いました。

    私、仕事柄イラストで似顔絵を描いてもらう機会が多いのですが、たいていこうなる。というイメージがあるんです。

    ハの字眉、長いアゴ、メガネ、三つ編み。

    これだけ揃えば確実に「たんぽぽ白鳥久美子」になります。

    なので、そこにちょいとしたイジリが入っていたりするとピン! と来るんですが、今回、このこけしを見て思ったんです。

    これは優しい眼差しで描かれている。誇張のない、デフォルメのない、素の久美子だわ。

    この職人さんにはこんなふうに見えているんだと、こそばゆく嬉しくなりました。

    そして、このサイズときたら、私の大好きなシルバニアの仲間入りが出来そうなサイズではありませんか。

    画像2: 相方からこけしをもらいました

    シルバニアのお人形に自分を投影して遊んでいたことはあります。でも、自分がそこに入れるなんて。エミコさんありがとう。夢が叶うよ。遊びの幅が広がりそうだよ。

    エミコさんと登った高尾山は、頂上に着いたのに曇天で景色が全く見えなかったなぁ。そこでエミコさんが引いたおみくじは凶だったなぁ。2人で出会いを求めて海に行ったなぁ。お揃いのビキニに着替えて海の家を出た瞬間、豪雨になったなぁ。ビキニ姿が神様を怒らせたのかなぁと思ったなぁ。お金がなくて、2人で100円のパン半分にして食べたなぁ。

    画像3: 相方からこけしをもらいました

    こけしをなでなでしていると、つらつらと色んな思い出が湧き出てきて、ニヤニヤしちゃいます。貧乏でモテなくて売れなくて、つらかったはずなのに、なんかすごく面白かった。エミコさんといると、なんか面白いことが起こるんだよなぁ。そんなミラクルの人。

    白鳥こけしを眺めながら、家でこけしに囲まれて眠るエミコさんを想像して、また笑いました。



    画像4: 相方からこけしをもらいました

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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