(『Saison d' Eriko セゾン・ド・エリコ Vol.16 中村江里子のデイリー・スタイル』より)
7年前のあのときを振り返って
7年前のちょうど同じ季節に、同じ場所、同じ構図で撮影した「セゾン・ド・エリコ」vol.3(「国際結婚14年目。正反対のふたりがうまくいっている秘訣」)掲載当時の写真
”彼はいつもポジティブで、生きる力のある人”
Eriko BARTHES(中村江里子)
”彼女は私が知る人の中で、もっともエレガントな女性”
−Charles-Edourard BARTHES (シャルル・エドワード バルト)
「二人ともシワと白髪が増えたことは確かですが、いい歳を重ねた顔になっていたら、うれしいですね。記事を読み返すと、キッチンにはまだ子ども用の椅子があって、みんなこんなに小さかったんだなあ、と改めて感じました。それがいまでは、長女も長男も私より背が高くなってしまって、末っ子のタカエに抜かされる日も遠からずやってきそう……」(中村江里子)
「7年前といえば、私たち二人は40代。若いとはいえなかったけれども、今は50代になって、別のカテゴリーに入ってきた。最初の子が家を巣立つのは、家族として初めての大きな変化だと思う。二人で写真に納まりながら、20年前、私はエリコに出会えたこと、エリコを伴侶として選んだことが、私の人生で最大の幸運だったと思っていた。月日が流れて、その気持ちに変わりはないし、むしろ20年前よりも二人の愛情は深まったように思えるんだ」(シャルル・エドワード バルト)
海岸での友人の結婚式前夜はレストランで、ドレスコードはピンク!
”永遠に止まらないほど彼とは話しています。テーマが尽きません”
(中村江里子)
家族で出席した友人の結婚式で。ドレスコードは白。海岸での結婚式でした。
”彼女は内側も外側も歳を重ねるごとに美しくなってゆく”
(シャルル・エドワード バルト)
最近のおそろいは二つ。上はメンズライクなシャツを色違いで。下は「J.M.Weston」の靴。色を自分たちで選んで誂えました。足に馴染むまでかなりしんどい思いもしますが、やがて第二の皮膚のようになって20年は愛用できるはず。
”いつまでも、緊張感を保ちつつ、それぞれが成長してゆけたら……”
(中村江里子)
2022年秋、パリにて。7年前と同じポーズで。
<撮影/武田正彦、取材・文/鈴木春恵>
中村江里子(なかむら・えりこ)
1969年東京生まれ。フジテレビのアナウンサーを経て、フリーのアナウンサーとなる。2001年にシャルル・エドワード バルト氏と結婚し、生活の拠点をパリに移す。現在は18歳、15歳、12歳の3人の子どもの母親でもある。パリと東京を往復しながらテレビや雑誌、執筆などで幅広く活躍中。自身のライフスタイルを紹介したパーソナルマガジン『セゾン・ド・エリコ』、書籍『パリのおうち時間』(扶桑社)も好評。
Instagram:@eriko.nakamuraofficial
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