せん切り白菜のごま酢あえのつくり方
白菜は細かく切ることで、ごま酢にからんで味がよくしみ込み、白菜のシャキシャキとした食感も楽しめます。
材料(つくりやすい分量)
● 白菜 | 1/4個 |
● 塩 | 小さじ1/2 |
● 赤とうがらし(水につけ、種ごと小口切りにする) | 3cm |
● 白ごま | 大さじ3 |
● A | |
・ごま油 | 大さじ2 |
・三温糖 | 小さじ2 |
・米酢 | 大さじ1と1/2 |
つくり方
1 白菜を葉と芯に切り分け、繊維に沿ってせん切りにする。ボウルに芯を入れ、塩をふって軽くもみ、葉を加えてふたたび軽くもみ込んで5、6分おく。ごまはフライパンを中火で熱し、ツヤが出て香ばしくなるまで1~2分炒る。
※白菜に入れる塩が多いと水分が出すぎるので、少なめで調整するとよい。
2 すり鉢に炒ったごまを入れ、五分ずりにする。赤とうがらし、Aを加えてペースト状にする。
3 水分が出た白菜を、手で軽くしぼって水けを切る。2に加えてあえ、味がなじむように3、4分おく。器に盛り、好みで白ごま(分量外)をふる。
※時間をおきすぎると水分が出てくるので注意。
白菜のこと
冬野菜の代表格である「白菜」。寒くなると、白菜は自らが凍らないように糖分を蓄えるようになるため、風味や甘味が増すといわれています。旬の時期の11~2月頃の白菜は、甘みが増していっそうおいしくなり、鍋や煮物、サラダなど、さまざまな料理に活躍します。
白菜は大部分が水分でできているので、低カロリーでヘルシー。風邪予防や免疫力アップに効果的なビタミンCや、食物繊維やカリウムも豊富に含まれています。選ぶときは、ずっしりと重みがあり、葉が詰まっているものを選びましょう。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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