(『Saison d' Eriko セゾン・ド・エリコ Vol.17 中村江里子のデイリー・スタイル』より)
心の「平和」は自分でつくる
誰でもみんな、人それぞれにさまざまな悩みがあり、『あ~~しんどいなぁ』って感じることって、きっとあると思います。
それでもやはり、私たちは平和な世の中に生きているのだと思っていました。大人になったからなのか? やはり世界が大きく変わってきているのか? 最近は、当たり前に存在していると思っていた「平和」は、じつは自ら作り出していくものなのだと感じています。
なんだか大げさですが、それは毎日、ちょっとしたことをきっかけに“和やか”な気持ちを保つことかなと。
家族でおしゃべりしながら散歩する時間。ピュイックやONEKOの無邪気な様子。マルシェの野菜がおいしそうに並ぶ風景。お酒を飲みながら昼食の準備をする時間。美しい空。子どもたちがなかよく遊んでいる光景。新たな出合い。楽しいことを思い出す時間……。
たくさんあるのですが、ちょっとだけそんなささやかな、私の「平和」なひとときを、みなさまにご紹介しますね。
中村江里子さんの5つの「平和」なひととき
元気をもらうイエローパワー
ミモザの花に囲まれて……。思いっきり息を吸い込み、香りを吸収します。明るいミモザのイエローを見ていると、体の中からエネルギーが湧き出てきます。
わが家のファミリールック!?
子どもたちが夏休み中の夕方。恒例になっているのは家族での散歩。その様子を撮った1枚。偶然、みんなの服の色合いが揃っていて、思わず笑顔になってしまいます。
おネムなピュイック、ラブ!
膝に乗って、家族のおしゃぺりに付き合っていたビュイック。でもお日さまがぽかぼか気持ちよくて。いつしか眠くなっちゃったね♡かわいい~。
こんなONEKOを見る幸せ!
ONEKOは、子どもたちのベッドにあるたくさんのぬいぐるみに囲まれてお昼寝をするのが本当に好きみたい!! そっと、カメラを向けて撮影するときの幸福感!!
思い出すと、笑えるハプニング
2001年の南仏の村役場での私たち夫婦の結婚式のときのこと。真剣な場面で突然、携帯が鳴ってみんなが大笑い。携帯の形で時代を感じるのもまた楽しい!
中村江里子(なかむら・えりこ)
1969年東京生まれ。フジテレビのアナウンサーを経て、フリーのアナウンサーとなる。2001年にシャルル・エドワード バルト氏と結婚し、生活の拠点をパリに移す。現在は18歳、15歳、12歳の3人の子どもの母親でもある。パリと東京を往復しながらテレビや雑誌、執筆などで幅広く活躍中。自身のライフスタイルを紹介したパーソナルマガジン『セゾン・ド・エリコ』、書籍『パリのおうち時間』(扶桑社)も好評。
Instagram:@eriko.nakamuraofficial
* * *