最近のパフェって、とんでもなく美味しい
先日、お仕事でびわのパフェをいただきました。
パフェって何年振りに食べたろう? と思うのと同時に、このパフェがとんでもなく美味しかったのもあって、忘れられずにいました。
私の想像するパフェって、たぶん小学生の時に食べたもので止まっています。層が4層くらいで、下からコーンフレーク、生クリーム、アイス、バナナ。みたいな。
ほとんどコーンフレークと生クリームで出来ているのがパフェ、というイメージがあったんですね。それはそれで好きだったのですが、大人になるにつれて、そんなに食べなくてもいいなと思うようになっていました。
ところがびわのパフェは、びわのフレッシュさもさることながら、層が複雑で、スプーンで掘り進めるほど(土木作業みたいだ!)、味が変わっていく感動があったのです。
苦味も感じる柑橘系のジュレ、それに合うコーヒーかチョコレートのような味のムース。さらに何かの層が存在している。
なんて奥深い! ただ甘いだけのイメージだったパフェの概念を覆された私は、すっかり虜に。
世の中のパフェは、私が気づかないうちに色々と様変わりしているのではないか? そう思い、とりあえず近所にパフェ屋さんはないかとネット検索してみました。
すると意外なことに、たくさんあるではないですか。カフェのメニューに、それはそれはすごい魅惑的なパフェが並んでいるのです。行くっきゃない。
その日は雨で、どこに行くにも億劫でした。でも娘は暴れ倒しているし、私も夫も家を出てリフレッシュしたい気分。しかも明日は母の日じゃないの。
ということで、「母の日のお祝いにパフェ食べに行こう。」と母である自分発信で家族を連れて行ってきました。
「いろどりCafe&Dining Cocoha」さんです。かわいい店内の様子と、優しい店員さんに娘もニコニコです。
早速「贅沢いちごショートパフェ」と「サカサマいちごティラミスパフェ」を注文しました。
なんとまあ! ステキな装いのパフェ! グラスを逆さまにしてしまう発想も時代の変化を感じました。そうか、見た目の華やかさも新時代のパフェなのね。夫、娘と共に美味しくいただきました。
そういえば「夜パフェ」というものがあると耳にしました。その名のとおり、夜に食べるパフェなのだそうですが、大人向けの味わいなんだとか。行ってみたいものです。
私の野望に、いつか娘を寝かしつけた後に夫に家のことをお願いして焼き鳥屋でちょいと一杯飲みに行く。というものがあります。
すぐできそうなのに、娘と一緒に寝落ちしてしまう私には、なかなかハードルが高い野望なのです。
ちょいと一杯もいいですが、グラスに入れるものを焼酎からスイーツに変えて、夜こっそりパフェを食べに行くというのもワクワクするなぁ。と、新たな野望が芽生えました。
白鳥久美子(しらとり・くみこ)
1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。