• 東京・松陰神社前にあったカフェ「カフェロッタ」は、2021年9月、20年の歴史に幕を閉じました。店主の桜井かおりさんは、どんなときでも“楽しみ”を見つけるのが得意です。さて、今日はどんな“楽しみ”が見つかるでしょうか。今回は旅の必需品3つについて。

    旅に持っていくもの、これだけは

    『マダム・ロッタとパリ行かない?』の出版記念トークイベントを開催すると質問コーナで度々聞かれるのが「かおりさんが旅にかならず持っていくものはなんですか?」

    この質問には、

     ホテルの枕の匂いが気になったときシュッ! とするお気に入りのリネンスプレー

     お守り(お化け出てくるなよ対策)として枕元に置く小さな水晶

     普段使っている基礎化粧品(&シャンプー、トリートメント)をフルサイズで。

    と答えます。

    えっ、基礎化粧品をフルサイズで?

    1泊か2泊の小旅行なら基礎化粧品は小さい容器に入れ替えて持って行ったらいい。

    では買い付けのなどの長い日程の旅ならどうする?

    これくらいで足りるかな? いや、心配だからもうちょっと入れようって小さな容器にちまちまと入れ替えるのって結構めんどくさくないですか?

    旅から帰ってきたあと容器を洗うのも手間。

    たしかにサンプルは薄っぺらいし使い捨てができる便利さはあるかもしれませんが、使ったことのない化粧品で肌がかぶれたりしたら困るので私は旅先では使わない。(そもそもサンプルはいただきません)

    化粧品運びに便利な”ポーチ”

    最近、メイク落としや化粧水などの高さのあるボトルを立てたまま入れられるジャストサイズのポーチをやっと見つけました。正しく言うとこれはポーチではなくて『スパイスボックス』(無印良品)

    ちょうどいいサイズの、しかもシンプルなデザインのポーチをずっと探していたらキッチン用品コーナーで『おっ! これいいんじゃない』というものを発見したのです。

    画像1: 化粧品運びに便利な”ポーチ”

    まず、高さがある。そして中には取り出せる仕切りケースがあって、この仕切りケースがあるおかげでオイルや美容液を立たせたまま持ち運べるのです。

    画像2: 化粧品運びに便利な”ポーチ”

    これでポーチの中身のごちゃごちゃ、イライラ問題も解決されました。

    ポーチにありがちなピンク色ではなくて大人っぽいカーキ色もいい。余計な飾り物もついてないシンプルなデザインはホテルの洗面室に置いていても嫌じゃない。

    画像3: 化粧品運びに便利な”ポーチ”

    ねっ、どうかしら私のこのめっけもんのポーチ。(何度も言いますがこれは胡椒などのスパイス類を入れて持ち運ぶためのボックス)

    ぜひ真似っこして次の長旅のお供にしてほしいな。

    読んでくださってありがとー!



    画像4: 化粧品運びに便利な”ポーチ”

    桜井かおり(さくらい・かおり)

    文筆家。大手損害保険会社のOLを経て、東京・代官山「クリスマスカンパニー」にアルバイトとして勤務。その後、系列店のテディベア専門店「CUDDLYBROWN」で店長を務める。2001年3月、東京・松陰神社前で「カフェロッタ」をオープン。心のこもった接客に、全国からお客様が足を運び、お客様から相談やお手紙をもらうことも多かったそう。「カフェロッタ」は2021年9月末に建物老朽化のため、惜しまれつつ閉店。現在は、文筆業や、買い付けなどを行う。『カフェロッタのことと、わたしのこと』『愛してやまないカフェロッタのことと、わたしのこと』(ともに旭屋出版)に続く3冊目の著書『マダム・ロッタとパリ行かない?』(旭屋出版)が9月25日に発売されたばかり。

    インスタグラム:@kaorilotta

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    『マダム・ロッタとパリ行かない?』(桜井かおり・著/旭屋出版)|amazon.co.jp

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