• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。2人目の子が生まれて、はや2ヶ月。体力が戻って活動的な気分になる反面、ふと、不安や寂しさを感じることも。

    まもなく産後2ヶ月。そろそろ外に出たいという気持ちになってきました

    すっかり今年も終わりの気配がしてきましたね。まもなく産後2ヶ月が経とうとしている私。体力も戻ってきて、そろそろ外に出たいという気持ちになってきました。

    家で小さい息子と2人だけでいると、もちろんかわいいなぁとは思うのですが、ふとした瞬間に、どこか社会から切り離されたような寂しさを感じることがありました。

    仕事復帰したことを考えると、仕事あるのかなぁ? と不安になったり、仕事あったとしても、小さい息子を置いて行って大丈夫かな? と不安になったり。

    娘の時も同じように不安になったけど、大丈夫だったじゃないか。と言い聞かせても、やっぱり不安になってきて。あ、これは産後うつにつながるやつだ。と思いました。

    娘が生後2ヶ月くらいの時、ただ泣けてきたり、不安で眠れなかったり、夫に当たり散らしたり、とメンタルがズタボロだったことがありました。

    あとで振り返ってみて自覚したのですが、あれは産後うつだったなぁと思うのです。

    鉄分が不足するとそんな風になるんですよ。と栄養士さんに教えていただき、今回は積極的に鉄分を取るようにしたおかげか、以前ほどのメンタルの乱高下はなくてホッとしています。

    画像1: まもなく産後2ヶ月。そろそろ外に出たいという気持ちになってきました

    あとは気分転換に外に出ること、人と話すことが私には効果があったので、先日少し散歩をしてきました。いいお天気でスカイツリーもよく見えました。

    知らなかったお店を見つけたり、公園でくつろぐ人を見ているだけで、なんとなく気分が晴れてきます。

    最近はお友達が息子に会いに来てくれるので、それも気分転換になりました。なんてことない日常の話を聞いているだけで、あ、社会と繋がってる。と思えるのだから不思議です。

    画像2: まもなく産後2ヶ月。そろそろ外に出たいという気持ちになってきました

    相方の川村さんも来てくれて、仕事の話を聞いたり、息子を抱っこしてもらったり、娘と遊んでもらったりして、本当にありがたかったです。

    気力が湧いてくると、料理もちょっとしてみようという気になってきました。

    退院してからは、娘のものだけはなんとかつくっていたのですが、自分のものはなんでもいいや。と、スーパーで買ってきたお惣菜やお弁当ばかり食べていました。

    美味しいけれどいい加減飽きてきて、素朴な和食を食べたいと思っていました。

    そこで、母がつくってくれたイワシの煮付けを思い出して、見よう見まねでつくってみることに。

    画像3: まもなく産後2ヶ月。そろそろ外に出たいという気持ちになってきました

    思ったようにはできませんでしたが、食べたいものをつくって食べられるって楽しいなぁと思いました。

    和食って最強ですね。お味噌汁と野菜のおひたしがあれば、お米がぐんぐん進むようになりました。昔だったら、おかずがない! と怒っていたのに。味覚も変わる年齢になってきたのかもしれません。

    バランスのいい和食を食べて、お友達といっぱい話して、子供と遊んで、残りわずかとなった今年を健やかに過ごせたらいいなぁと思っています。



    画像4: まもなく産後2ヶ月。そろそろ外に出たいという気持ちになってきました

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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