一日の終わりはお気に入りキャンドルを灯して
「いい香りのアロマキャンドルが好き」と話す引田さんお気に入りは、ろうそく作家・鈴木りえさんがつくる「リントヒトスジ」のキャンドル。
大豆から抽出されるソイワックスや菜種ワックス、みつろうなどの天然素材のワックスを使い、一つひとつの手づくりされています。天然のエッセンシャルオイルを使用しているため、香りが強すぎず、やわらかいことも特徴です。
「質のいいキャンドルは燃え方が違うの」と引田さん。
炎の揺らぎが美しく、長くじっくりと燃え、灯している間のすすや消したとき匂いが少ないのだそう。

引田さんがキャンドルを使うのは主に夕方。17時ごろになると、仕事の手を止めて火を灯します。
夕暮れの部屋でゆっくりと炎を眺めながら過ごし、日が沈んだら照明をつけるのがルーティン。その日一日の空気を浄化し、疲れをいやしてくれるそうです。
誌面のメインカットはキャンドルを灯しているシーンですが、これは引田さんのご提案。せっかく夕方の撮影だから、と大切なキャンドルに火をつけてくれました。
この日灯してもらった「リントヒトスジ」のローズマリーのキャンドルは、「心に風キッチン」のどいちなつさんとのコラボ商品です。
ハーブのさわやかな香りがお部屋いっぱいに広がり、撮影スタッフも思わずほっと心やすまるひとときでした。
<撮影/砂原 文、ヘアメイク/枝村香織>
引田かおり(ひきた・かおり)
2003年より東京・吉祥寺で夫のターセンさんとともに「毎日の暮らし が少しだけ素敵になる」ものを提案する「ギャラリーフェブ」と、パン屋「ダンディゾン」を営む。近著の『LOVE MYSELF』(大和書房)のほか、『たぶん だいじょうぶ』(大和書房)、『日々更新。風通しよく年を重ねていくこと 』(ポプラ社)など著書多数。
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天然生活2025年2月号「心と体をゆるめてくれる 私のいやしアイテム」の記事では、国際薬膳師・タレントの麻木久仁子さん、モデルのAYUMIさん、ギャラリーfèveの引田かおりさんを取材。
忙しい毎日を送るみなさんに、とっておきの「いやしアイテム」を教えていただきました。ぜひ、本誌でご覧いただければ幸いです。







