• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。最近、ごはんを食べなくなってしまった2歳の娘のために、アンパンマンのおにぎりをつくります。

    久しぶりに白髪を染めて、食べない娘の食事メニューに挑む

    10月に生まれた息子が生後2ヶ月になりました。

    生まれたばかりの時に比べると、だいぶプニプニしてきて、ニヤッと笑うことも増えてかわいいです。

    画像1: 久しぶりに白髪を染めて、食べない娘の食事メニューに挑む

    私はまだ基本はお家にいるのですが、少しずつできることも増えて、いろいろ動いています。

    まずやったことは白髪染め。そこ!? と言われてしまいそうですが、私は昔から白髪がすごくて、何もしないと顔周りが真っ白になります。

    日々に追われて、髪の毛振り乱し、化粧もせずダルダルのパジャマで過ごしている己の姿を見て、「山姥じゃないか!」と叫んでしまいました。

    以前も書きましたが、産後は美容室にも行けないと思うので、白髪対策としてインナーカラーを入れたんです。このインナーカラーが入っている襟足と揉み上げのあたりは、なんとなく白髪が紛れているんですが、頭のてっぺんが目立ちまくりです。

    それを自分で染めて、ようやく気持ちが整いました。

    そこで少し面倒なこともやってみることに。

    今の私の悩みは2歳の娘の食事のメニュー。よし、少し面倒なものをつくってみよう。

    我が娘、ここにきてごはんを全く食べなくなってしまいました。少し前までは、筑前煮とか肉じゃがみたいな和食の煮物が大好きでした。

    ところが今はそんなものは一切食べません。唯一食べるものはきのこ。他は納豆。お米もちょっとしか食べません。

    細かく刻んだり、あれやこれやしても、きのこだけをよりすぐっている姿を見て、ガックシ。

    果物はなんでも大好きなんで助かりますが、やはりバランスよく食べて欲しいという思いがあります。
     
    そんな時、夫が買ってきた「かにぱん」を見た娘が、「カニさん!」と喜んでパクパク食べるという出来事がありました。

    その様子を見て私はピンときたのです。

    「これはもしや、形にヒントがあるじゃないか? キャラ弁のように、好きなキャラクターの形をしていたら食べるんじゃないか?」

    そこで、アンパンマンの顔のおにぎりをつくろうと思い立ったのです。

    画像2: 久しぶりに白髪を染めて、食べない娘の食事メニューに挑む

    鮭フレークをごはんに混ぜて土台づくり。海苔で目と口。カニカマでほっぺ。ほっぺのきらめきにスライスチーズ。

    正直めんどくさい。「ああ!!」と叫びながらつくりました。でも、娘のためなら頑張れます。きっとこれは食べるよね。期待に胸が膨らみます。

    結果ですか? 「アンパンマン!」と言いながら一口も食べませんでしたよ。そんなことだろうと思いました。その日も、きのことみかんを食べて終わりでした。

    3歳くらいになると食べ始めるから気にしなくていいよと言われているので、気長に待とうと思います。

    画像3: 久しぶりに白髪を染めて、食べない娘の食事メニューに挑む

    妊娠中、仕事で和菓子の練り切りをつくらせてもらいました。それが楽しくて産後時間を見つけたらまたやってみようと思っていたのですが、まだまだ先になりそうです。

    しばらくは幼児食の研究かなぁ。

    それか一緒に練り切りなんかつくってみて、食べものに興味を持ってもらうのもいいのかなぁ。なんて思っています。

    さて、今日も夕飯のメニューを捻り出さなくては。



    画像4: 久しぶりに白髪を染めて、食べない娘の食事メニューに挑む

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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