被害に遭われた方々のために、自分にできることはなんだろう
2024年に入って初のコラムです。今年もどうぞよろしくお願いします。
元日から大変な幕開けとなった2024年。私は実家の福島に帰省していました。
福島は震度4の揺れ。久しぶりに大きな揺れを体験して、不安になりテレビをつけると、能登半島の被害の大きさに言葉を失いました。翌日は海保機の事故。家族で祈るようにテレビを見続けました。
実家から帰ってくると、我が家の災害リュックを見返すことにしました。
下の子が産まれてから、その分の備えを全くしていなかったことに気づいたのです。
粉ミルクはありますが、災害時には液体ミルクの方がいいはずです。使い捨ての哺乳瓶も必要だし、オムツや、おしり拭きなんかも用意しておかなければ。
上の子の災害リュックは、ニッチェの江上ちゃんから出産祝いにもらったものを使っています。
子ども用のリュックで、自分で背負えるようになっています。そこにオムツや、シート、服やタオルなんかを入れていました。
でも、これも成長と共に入れ替えをしておくべきだったなと反省。今のサイズの服、そして好きなお菓子なんかを入れておこう思います。
非常食や携帯トイレ、ランタン、バッテリー、メガネ、などなど。色々入ってはいますが、足りない分は補充したり、非常食は賞味期限を確認したり。お正月は備えについて色々見直す日となりました。
家で1週間過ごせる分くらいの備えがあるといいと聞きます。普段から少し多めに賞味期限の長いパスタやレトルトなんかを買っておいて、うまく回していくことも大事だなぁと思いました。
被害に遭われた方々のために、自分にできることはなんだろうと考えます。
まず大切なのは今いる場所で出来る応援をすることだと聞きました。募金であったり、寄付という選択もできるふるさと納税であったり。
それでなくても、あなたがあなたの住んでいるところでいつもどおり生きてくれてるだけでいいんだ。という話も聞きました。
時期が来たら来てくださいと。
今できることを自分のできる範囲で行って、被災地の皆さんに届けばいいなと思います。
どうか痛みが和らぎますように。悲しみが癒やされますように。
何気ない毎日の生活の尊さを忘れずに、思いやりと労りの心を持って、日々暮らしていこうと思う2024年です。
被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。一日も早く穏やかな日が戻りますようにお祈り申し上げます。
白鳥久美子(しらとり・くみこ)
1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。