• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、サンドイッチ用食パンでつくるキッシュのお話。

    キッシュをサンドイッチ用食パンで簡単に

    キッシュと聞くとおしゃれな響きがありますが、いざつくるとなるとちょっとハードルが高く感じてしまいます。

    そこで、サンドイッチ用パンを使って短時間で簡単につくってみましょう。

    1個ずつ仕上がるので切り分ける手間もなく、そのまま手でつまんでいただけます。

    少し焦げたサンドイッチ用のパンはサクサクして口当たりも良く、パイ生地やタルト生地と比べてだいぶ軽くいただけるのが特徴です。

    つくり方は、耐熱のココット容器にサンドイッチ用パンを敷き、卵とチーズを溶いた具材入りの液を注いで焼けば完成。

    画像: キッシュをサンドイッチ用食パンで簡単に

    さらに、1つずつ具材を変えてつくることも可能です。

    例えば、アスパラやブロッコリーなど春野菜とツナやウィンナーをあわせたり、ミニトマトやコーンを加えれば彩りも豊かになります。

    いくつかお皿に並べるとおしゃれに見えるので、おもてなし料理としても重宝します。

    もちろん、おやつに、お弁当にもどうぞ。

    冷めても美味しいのですが、レンジで加熱して温めたものもおすすめです。

    「サンドイッチ用パンでキッシュ」のつくり方

    画像: 「サンドイッチ用パンでキッシュ」のつくり方

    材料(6個分)

    画像: 材料(6個分)
    ● サンドイッチ用パン1パック(6枚)
    <A>
    ● 卵2個
    ● 牛乳50mL
    ● キャベツ1枚(みじん切り)
    ● 玉ネギ1/4個(みじん切り)
    ● スモークサーモン20g(食べやすい大きさに切る)
    ● カマンベールチーズ40g(1cm角くらいにちぎる)
    ● 塩ひとつまみ

    下準備

    *オーブンを190℃に予熱する。

    つくり方

     ボウルにAの材料を入れてよく混ぜる。

     耐熱のココット容器にサンドイッチ用パンを1枚ずつ敷き、それぞれにAを流し入れて190℃に予熱したオーブンで25分ほど焼く。

    画像: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)

    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)がある。 11月に7冊目の著書『50歳からのひとりごはん』(集英社)が発売になったばかり。

    インスタグラム:@cafe.rietta

    CafeRietta(料理教室)
    https://rietta.me/

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