• 毎日のごはんづくりで悩んでいる人のために、料理研究家・小林まさみさんが考案したのは、ほぼ5分で仕込む「おかずの素」。肉に下味を付けて、それぞれ冷蔵、冷凍しておけば、異なる2種類のおかずがつくれます。本記事では、おかずの素「鶏胸肉のコチュジャン漬け」を使ってつくる、韓国風の2種類のおかずを紹介します。
    (『毎日何を作るか、悩む人へ。まさみ式 考えない晩ごはん』より)

    すきま時間に仕込む「おかずの素」で、2日分のおかずを確保!

    毎日のごはんづくりで悩んでいる人や、忙しくてもおいしいごはんが食べたい人のために、料理研究家・小林まさみさんが提案するのは、すきま時間で仕込む「おかずの素」。

    下味を付けた肉を〈冷蔵・冷凍〉の2パターンで保存しておけば、まったく異なる2日分のおかずがつくれます。

    忙しいときは、おかずを考えたり、買いものに行くことが大変なことも……。

    そんなとき、冷蔵庫に「おかずの素」があれば、加熱するだけでパパっと一品完成するので、いざというときに役に立ちます。

    肉は調味料に漬けておくことで、おいしさをキープできるので、まとめ買いしたときにもおすすめです。

    おかずの素「鶏胸肉のコチュジャン漬け」のつくり方

    画像: おかずの素「鶏胸肉のコチュジャン漬け」のつくり方

    韓国の甘辛みそ・コチュジャンに、ケチャップやにんにくで味わいアップ!

    ひとつは冷蔵にして、「チーズタッカルビ風」に。

    もうひとつは冷凍にして、「韓国風チキンの三色丼」に。

    材料(2人分×2回分)

    ● 鶏胸肉2枚(約500g)
    ● A
    ・コチュジャン大さじ4(約75g)
    ・しょうゆ大さじ2
    ・砂糖、酒、トマトケチャップ、ごま油各大さじ1
    ・にんにくのすりおろし小さじ1

    つくり方

     鶏肉は、1枚は一口大のそぎ切り、もう1枚は1cm角に切る。

     ボールにAを入れて混ぜ、鶏肉を加えてもみ込む。

     そぎ切りにしたもの(冷蔵)と1cm角に切ったもの(冷凍)をそれぞれ保存袋に入れて平らにする。ひとつは冷蔵、もうひとつは冷凍に。

    画像: つくり方

    ポイント

    ・保存の目安は、冷蔵は2~3日、冷凍は約1ヶ月です。

    ・保存袋は、縦189×横177mmの食品用保存袋を使用しています。

    ・冷蔵のみの場合は、ポリ袋でも可。冷凍する場合は、必ず冷凍用の保存袋を使用してください。

    〈撮影/木村 拓(東京料理写真)〉

    ※ 本記事は『毎日何を作るか、悩む人へ。まさみ式 考えない晩ごはん』(オレンジページ)からの抜粋です


    小林まさみ(こばやし・まさみ)
    料理研究家。料理教室や雑誌・単行本・テレビなどで活躍中。だれでもおいしく作れる実用的なレシピをめざし、SNSを含む幅広いメディアで発信している。アシスタントは義父でシニア料理家の小林まさる。嫁しゅうとの軽快なやりとりが人気で、共著も数多く手がける。傑作レシピを集めた『料理研究家・小林まさみ』(オレンジページ)が好評発売中。

    Instagram: @kobayashimasami.masaru
    HP: https://masami-kobayashi.com/

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    『毎日何を作るか、悩む人へ。まさみ式 考えない晩ごはん』(小林まさみ・著/オレンジページ・刊)

    画像: 「鶏胸肉のコチュジャン漬け」を使ってつくる、2日分のおかず|毎日何を作るか、悩む人へ。まさみ式 考えない晩ごはん/小林まさみさん

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