(『毎日何を作るか、悩む人へ。まさみ式 考えない晩ごはん』より)
すきま時間に仕込む「おかずの素」で、2日分のおかずを確保!
毎日のごはんづくりで悩んでいる人や、忙しくてもおいしいごはんが食べたい人のために、料理研究家・小林まさみさんが提案するのは、すきま時間で仕込む「おかずの素」。
下味を付けた肉を〈冷蔵・冷凍〉の2パターンで保存しておけば、まったく異なる2日分のおかずがつくれます。
忙しいときは、おかずを考えたり、買いものに行くことが大変なことも……。
そんなとき、冷蔵庫に「おかずの素」があれば、加熱するだけでパパっと一品完成するので、いざというときに役に立ちます。
肉は調味料に漬けておくことで、おいしさをキープできるので、まとめ買いしたときにもおすすめです。
おかずの素「鶏胸肉のコチュジャン漬け」のつくり方
韓国の甘辛みそ・コチュジャンに、ケチャップやにんにくで味わいアップ!
ひとつは冷蔵にして、「チーズタッカルビ風」に。
もうひとつは冷凍にして、「韓国風チキンの三色丼」に。
材料(2人分×2回分)
● 鶏胸肉 | 2枚(約500g) |
● A | |
・コチュジャン | 大さじ4(約75g) |
・しょうゆ | 大さじ2 |
・砂糖、酒、トマトケチャップ、ごま油 | 各大さじ1 |
・にんにくのすりおろし | 小さじ1 |
つくり方
1 鶏肉は、1枚は一口大のそぎ切り、もう1枚は1cm角に切る。
2 ボールにAを入れて混ぜ、鶏肉を加えてもみ込む。
3 そぎ切りにしたもの(冷蔵)と1cm角に切ったもの(冷凍)をそれぞれ保存袋に入れて平らにする。ひとつは冷蔵、もうひとつは冷凍に。
ポイント
・保存の目安は、冷蔵は2~3日、冷凍は約1ヶ月です。
・保存袋は、縦189×横177mmの食品用保存袋を使用しています。
・冷蔵のみの場合は、ポリ袋でも可。冷凍する場合は、必ず冷凍用の保存袋を使用してください。
〈撮影/木村 拓(東京料理写真)〉
※ 本記事は『毎日何を作るか、悩む人へ。まさみ式 考えない晩ごはん』(オレンジページ)からの抜粋です
小林まさみ(こばやし・まさみ)
料理研究家。料理教室や雑誌・単行本・テレビなどで活躍中。だれでもおいしく作れる実用的なレシピをめざし、SNSを含む幅広いメディアで発信している。アシスタントは義父でシニア料理家の小林まさる。嫁しゅうとの軽快なやりとりが人気で、共著も数多く手がける。傑作レシピを集めた『料理研究家・小林まさみ』(オレンジページ)が好評発売中。
Instagram: @kobayashimasami.masaru
HP: https://masami-kobayashi.com/
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