(『わたしが元気なのはこれを食べているから』より)
筋肉をふやす食材、青背の魚「塩さば」

海のない信州では、昔は魚といえば塩漬けや干物を指していました。なかでも塩さばは、もっとも親しまれてきた魚。塩漬けにすると保存性が高まり、臭みは抜けて、うまみが凝縮します。
塩さばは焼いて食べるほか、塩抜きすれば煮魚にもなります。また、酢じめにすればしめさばに。このしめさばでつくる「さばずし」は信州の伝統食です。
さばやいわしなど青背の魚は、体をつくるたんぱく質はもちろん、良質な脂質を多く含みます。その脂質とは、脳の働きをよくするDHA(ドコサヘキサエン酸)と、血液をサラサラにするEPA(エイコサペンタエン酸)。青背の魚で、年齢とともに必要になる栄養素をしっかりとりたいものです。
さばちらしのつくり方

塩さばでつくるおすしは、信州南部の飯田市伊豆木地方に古くから伝わる郷土食です。
塩さばは、焼いてもおいしいけれど、酢じめにすると、また違う食感が楽しめます。
材料(3〜4人分)
| ● 塩さば(三枚おろし) | 1尾分 |
| ● A | |
| ・酢 | 100mL |
| ・砂糖 | 大さじ2 |
| ● 米 | 2合 |
| ● すし酢 | |
| ・酢 | 大さじ4 |
| ・砂糖 | 大さじ1 |
| ・塩 | 小さじ1 |
| ● しょうがの甘酢漬け | 適量 |
つくり方
1 塩さばはバットに並べて、混ぜたAを注ぎ、一晩(8時間)つけておく。

塩さばは、甘酢(塩は入れない)につけて一晩(8時間)おき、しめさばをつくる
2 米は洗って30分ほど浸水させ、やや少なめの水加減で炊く。
3 1のさばの薄皮をむき、食べやすい大きさに切る。すし酢の材料をよく混ぜる。

酢につけると薄皮がはがしやすくなる。頭のほうの皮をつまんで下に引くと一気にはがせる
4 2を盤台に移してすし酢を回しかけ、しゃもじで切り混ぜながら冷ます。さばを混ぜて器に盛り、しょうがの甘酢漬けをのせる。
本記事は『わたしが元気なのはこれを食べているから』(家の光協会)からの抜粋です
〈撮影/澤木央子 スタイリング/久保原惠理 取材・文/山中純子〉

横山 タカ子(よこやま・たかこ)
長野県大町市生まれ、長野市在住。長年にわたり信州の郷土料理や行事食の研究を重ね、食材のよさを生かした家庭料理にアレンジ。その料理は簡単でおいしく、体にいいものばかりと人気を博している。著書に『私の梅仕事』(扶桑社)、『74歳、横山タカ子の体にいいごはん』(家の光協会)など。2024年3月に最新著書『わたしが元気なのはこれを食べているから』(家の光協会)を発売。
◇ ◇ ◇
長野で夫婦ともに元気に暮らす郷土料理研究家、76歳の横山タカ子さん。健康の秘訣は、なんといっても毎日の食事。さば缶や大豆製品、豆、寒天など、 横山さんが積極的に使う食材とその料理を紹介します。良質なたんぱく質や発酵食品を、おいしく簡単に取り入れるコツが満載です。
![▶コスメやサプリがそろう通販『iHerb』秋のおすすめケアアイテム10選。愛用歴10年の40代編集部スタッフが選ぶ、愛用品といま買いたいもの[PR]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/portal/16777413/rc/2026/09/18/4096e7f772ccf6e8dd87b9515afeb49796453c3e.jpg)
▶最大30%OFF!コスメやサプリがそろう通販『iHerb』秋のおすすめケアアイテム10選。愛用歴10年の40代編集部スタッフが選ぶ、愛用品といま買いたいもの[PR]
![▶福島・安達太良山の麓で“極上米”を育む農家を訪ねて。「子どもたちにおいしいお米を」自然豊かな大玉村で米づくりに励むママたちの想い[PR]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/portal/16777413/rc/2026/09/25/5984929b82a4df767a7248f9b50e2061170e7bfa.jpg)
▶福島・安達太良山の麓で“極上米”を育む農家を訪ねて。「子どもたちにおいしいお米を」自然豊かな大玉村で米づくりに励むママたちの想い[PR]

▶秋の味覚「さつまいも」の絶品レシピ15選|10月のおすすめ記事

▶おすすめ「せいろ蒸し」レシピ15選|9月のおすすめ記事





