• 暖かくなるとともに嫌な虫が気になる季節になってきました。ハーブや精油で気持ちがよくて安心な虫よけ対策を。家の中の場所によって寄ってくる虫が違います。台所におすすめの防虫対策を紹介します。
    (『天然生活』2022年5月号掲載)

    台所の防虫対策。安心安全なナチュラル素材で清潔をキープ

    家の中でも最も衛生面が気になる台所ですが、生ごみなどが出ることもあり、ゴキブリやハエ、コバエなどの嫌な虫が寄ってきやすい場所でもあります。

    食べ物を扱う場所だけに、重曹や塩など口にしても安心な材料と精油を組み合わせる、キッチンハーブを取り入れるなどで、虫が嫌がる環境を上手につくりましょう。

    塩に垂らして

    画像: 塩に垂らして

    塩に好みの精油を垂らして小皿に入れて床の隅に置けば、防虫効果が期待できるハーブソルトのでき上がり。塩はゴキブリよけにもなる。ペットがいる場合は避ける。

    おすすめの精油:

    ペパーミント、和ハッカ

    ごみ箱には精油コットン

    画像: ごみ箱には精油コットン

    台所で特に虫が寄り付きやすいごみ箱は、ふたに好みの精油を垂らしたコットンを貼り付けて。ごみ袋に直接精油コットンを入れてもOK。開閉するたびいい香り。

    おすすめの精油:

    レモン、ライム、ティーツリー、ペパーミント、和ハッカ

    キッチンハーブをスワッグに

    画像: キッチンハーブをスワッグに

    料理に使えるキッチンハーブをそのままスワッグにして台所に吊り下げれば、虫よけに。自宅で育てているハーブはもちろん、スーパーで買ってきた食材用のハーブを使うのもあり。

    フレッシュなハーブがドライになる過程も一緒に楽しめる。

    おすすめのハーブ:

    ローズマリー、ユーカリレモン、ミント、セージ、バジル

    排水口にはアロマ重曹

    画像: 排水口にはアロマ重曹

    排水口のベトベト汚れは重曹×酢(クエン酸)で発泡させて落とせる。このときに、精油を垂らした重曹を使うことで汚れ落としと同時に防虫効果も期待できる。

    アロマスプレーをつくって、こまめに排水口にスプレーしても。

    材料

    ● 好みの精油3〜5滴
    ● 重曹大さじ2
    ● 酢大さじ1

    つくり方

     重曹に精油を混ぜる。

     を排水口に振りかけ、上から酢をかける。

     発泡するので、10分ほどおいたら、水で流す。

    おすすめの精油とブレンド例

    ローズマリー系2(3)滴、ユーカリレモン1(2)滴 ※( )内は5滴の場合 

    レモングラス4滴、ローズマリー系1滴

    シトロネラ2(3)滴、スイートオレンジ1(2)滴 ※( )内は5滴の場合



    〈監修/岡本英子 取材・文/工藤千秋 イラスト/はまだなぎさ〉

    岡本英子(おかもと・えいこ)
    アロマテラピーインストラクター・シニアハーバルセラピスト。オーストラリアの香りブランドで「空間×香のデザイン」の演出、PR、アロマ講座講師などを担当後、独立。香司・水引アーティストとして「香紡縁 kou-bou-en」を主宰。お香づくりの講座、水引アクセサリー制作などを行う。
    インスタグラム:@eico410_koubouen

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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