天然生活 最新号

料理研究家の松田美智子さんに冷凍えびを使ったえびのフリッター ケイジャンソースのつくり方を教えていただきました。油で揚げないので、後片づけも簡単。辛味が効いた初夏のごちそうです。

えびのこと

画像: えびのこと

日本人はえび好きで知られますが、日本での漁獲量は少なく、スーパーなどで見られるほとんどはインドやベトナム、オーストラリアなどから輸入されています。

なかでも手に入りやすく、さまざまな料理に使えて人気なのがブラックタイガー。別名「ウシエビ」とも呼ばれ、車えびに似た大ぶりのえびです。全体的に黒みが強く、肉厚でプリプリとした歯ごたえと、えび特有の甘みがあります。

また、殻が薄く、頭から尾まで丸ごといただけるえびも近年出回るようになりました。ニューカレドニア島で育った「天使のえび」がその代表です。

そして、いつでも使えて便利なのが冷凍むきえび。冷蔵庫で解凍するとドリップ(解凍の際に出る水分やうま味成分)が出にくく、味が落ちにくいのでおすすめです。種類が豊富なえび。さまざまな調理法でおいしくいただきましょう。

えびのフリッター ケイジャンソースのつくり方

画像: えびのフリッター ケイジャンソースのつくり方

レモングラスが香る本格エスニック。ビールにぴったりの一品。

材料(つくりやすい分量)

画像: 材料(つくりやすい分量)
● 冷凍むきえび(小さいもの・背ワタを除く)200g
● 片栗粉大さじ2
● A
・塩 小さじ1/2
・レモングラス(みじん切り)大さじ1
・にんにく(みじん切り)小さじ1
・白ワイン大さじ1
● B
・薄力粉大さじ1
・片栗粉大さじ2
・白ワイン大さじ1〜2
● 米油大さじ3
● 卵白1個分
● C
・トマトペースト大さじ2
・赤とうがらし(みじん切り)小さじ1
・ナンプラー大さじ1と1/2
・白こしょう少々

つくり方

 ボウルに冷凍むきえびを入れ、片栗粉をまぶした後、水で軽く洗い、ペーパータオルでよく水けを切る。

画像1: つくり方
画像2: つくり方

 ボウルにを入れ、混ぜ合わせておく。

画像3: つくり方

 別のボウルに卵白と塩少々(分量外)を合わせ、泡だて器でしっかり泡立てる。

画像4: つくり方

 別のボウルにを合わせ、を加え、泡をつぶさないように合わせる。

画像5: つくり方

 小さなボウルにを入れて混ぜる。

画像6: つくり方

 中華鍋に米油を入れしっかりと温める。一旦弱めにしてを入れる。全体に火が通ったらを入れて大きく絡める。好みで白こしょうをふり、器に盛る。

画像7: つくり方
画像8: つくり方
画像9: つくり方

〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉

画像10: つくり方

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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画像: えびのフリッター ケイジャンソース|松田美智子の季節の仕事

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