夏の体調管理に、いつもの献立に役立つ発酵調味料を加えて。うま味アップでよりおいしい。5種類の発酵調味料と、それを使った献立を、真藤舞衣子さんに教えていただきます。今回は「発酵レモン」のつくり方を紹介します。
(『天然生活』2023年8月号掲載)
(『天然生活』2023年8月号掲載)
「発酵レモン」のつくり方
レモンの酸味がさわやかな万能調味料。サラダ、パスタ、スープや、焼き肉にも。
材料(つくりやすい分量)
● レモン(国産無農薬) | 5個 |
● 塩(自然塩または天日塩) | レモンの総量の15% |
つくり方
1 レモンをきれいに洗い、水けをよくふき取る。皮をむいて半分に切り、種を取ってから、ざく切りにする。
2 1の総重量を量り、その15%の量の塩とレモンをボウルに入れてよく混ぜる。
3 2をハンドミキサーかフードプロセッサーにかけてなめらかになるまで攪拌する。
4 煮沸消毒した保存容器に入れてふたは軽く閉め、常温で夏は3~4日、冬は1週間おいておく。
完成後は冷蔵庫で半年間保存可能。
〈料理・スタイリング/真藤舞衣子 撮影/清水奈緒〉
真藤舞衣子(しんどう・まいこ)
料理家、発酵料理研究家。会社員を経て、1年間京都の禅寺で生活。フランスへ料理留学後、料理教室を主宰するほか、雑誌や書籍で活躍。著書については『つくりおき発酵野菜アレンジごはん』(主婦と生活社)、『サバの味噌煮は、ワインがすすむ』(日本経済出版、小泉武夫氏と共著)など。インスタグラム @maikodeluxe
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです