• 湿度と気温が上がるこれからの時季、手づくりのお弁当は傷みが心配。今回は、料理家の本田明子さんに、夏のお弁当に傷みにくいおかずのアイデア「あえもの3種」 を教わりました。
    (別冊天然生活『みんなの定番弁当』より)

    夏のお弁当おかずアイデア「あえもの3種」

    すき間埋めや箸休めにもぴったりの小さなおかずも教えてもらいました。おかずの組み合わせは自由自在。夏のお弁当づくりに役立ててください。

    キャベツのおかかあえ

    少量の水で蒸しゆでするから甘味たっぷり。かつおの削り節で汁けを吸わせます。

    画像: キャベツのおかかあえ

    材料とつくり方(1〜2人分)

     キャベツ2枚(約100g)は3cm角に切る。

     小鍋に 、塩ひとつまみ、水大さじ1~2を入れ、ふたをして中火にかける。1分ほど蒸しゆでし、ふたをはずして水分を飛ばす。火を止め、薄口しょうゆ小さじ1/4をからめる。汁けをきり、かつおの削り節1パックをあえる。

    ピーマンのおかかごまあえ

    すりごまは夏のお弁当づくりの強い味方。ごまの風味で野菜の甘味が引き立ちます。

    画像: ピーマンのおかかごまあえ

    材料とつくり方(つくりやすい分量)

     ピーマン4個(約150g)は縦半分に切って種を除き、横1cm幅に切る。

     鍋にピーマン、水大さじ2~3を入れ、ふたをして中火にかける。3~4分蒸しゆでし、ざるにあけて水けをきる。薄口しょうゆ小さじ1と1/2をからめ、かつおの削り節1パック、白すりごま小さじ1をまぶす。

    ブロッコリーのチーズごまあえ

    水分の多いブロッコリーには油分をプラス。ピーナッツクリームでつくっても。

    画像: ブロッコリーのチーズごまあえ

    材料とつくり方(1〜2人分)

     ブロッコリー50gは小房に分け、鍋に入れる。塩ふたつまみ、水大さじ2(鍋の大きさに合わせて少なければ大さじ3~4)を入れ、ふたをして中火にかける。1~2分蒸し煮にしたら、鍋を揺すりながら水分を飛ばす。ざるにあけて水けをよくきり、冷ます。

     ボウルにクリームチーズ1片(約15g)、白練りごま小さじ2、薄口しょうゆ小さじ1/2を入れて混ぜ、冷めたブロッコリーを加えてあえる。

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    <料理/本田明子 撮影/山川修一 構成・文/結城 歩>

    本田明子(ほんだ・あきこ)
    家庭料理家。小林カツ代の助手を20年以上務めたのち独立。つくりやすくおいしい家庭料理を提案する。著書に「昔ながらのおかず」シリーズ(マガジンハウス)など。インスタグラム@honda_akko

    ※記事中の情報は 『お弁当づくりがラクに、楽しくなる みんなの定番弁当』掲載時のものです



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