• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。夫のチェリー吉武さんに誘われて、猛暑のなか人形町へくじを引きに出掛ける白鳥さん。

    「現金掴み取り」の響きに誘われて、家族で猛暑の人形町へ

    とんでもない暑さの日曜日がありまして、こんな日はもう家にいるしかないと決め込んだら、まさかの夫から「人形町にくじ引きをしに行こう!」との提案が。

    なんでも、買いものに行ったらくじ引き券をもらい、現金掴み取りができるか否かのくじ引きらしく、夫はその現金掴み取りをどうしてもやりたいとのこと。

    私はすぐさま思いました。参加券じゃないんだ。それじゃ確実にできるとは限らないじゃないか。この暑さの中、くじ引きのガラガラを回しに行って終わる可能性もあるなら、行きたくない。

    現金掴み取り。なんて魅力的な響きなのでしょうか。仮に。万が一。大金を手にすることになったらどうしましょう? 行けばよかった。と後悔するに違いありません。やらない後悔よりやる後悔。

    私たちはできる限りの暑さ対策をして人形町へ向かいました。

    とんでもない暑さでした。くじ引き会場には何人か並んでいて、前に並んでいた子どもは憧れの現金掴み取りをしているではありませんか。

    これはいけるのかもしれない。希望を胸に4枚あるくじ引き券を提示して、ガラガラを回します。

    全部ハズレました。

    4枚もあったら1枚くらい当たりが出ると踏んでいた夫はムキになり、また買いものしてくじ引き券をゲットしてくると言い出しました。

    もう好きにしてくれ。私はかき氷が食べたい。そういえば人形町に有名なかき氷屋さんがあったはず。

    画像1: 「現金掴み取り」の響きに誘われて、家族で猛暑の人形町へ

    再びくじ引き券を手に入れた夫は、またくじ引きの列に並びガラガラを回します。結果は……

    また全部ハズレ。

    もう終わり! 運をこんなところで使わないでよかったと思おう。

    芸人なんだから、もっと大事な時に使えるように、むしろ運を落としたのよ。たけしさんはギャンブルする時、そう思ってるって言ってたよ! と、切り替えてかき氷屋さんへ向かいました。

    画像2: 「現金掴み取り」の響きに誘われて、家族で猛暑の人形町へ

    「ふわり」さんへ。夫は有名なモンブランかき氷、私は季節限定のレモンとレアチーズのかき氷、娘はいちごのかき氷を食べました。最高に美味しかったです。

    画像3: 「現金掴み取り」の響きに誘われて、家族で猛暑の人形町へ

    氷がふわりとしていて、上にかかっているソースも全て美味しくて、氷の中にもサプライズがあるので、食べていて全然飽きませんでした。

    お店の方も親切で、子連れに気を使っていただきありがたかったです。

    そうそう、並んでいたら2人連れの若い女の子が、「中にどうぞ、お子さんいるんでどうぞ。」と、クーラーの効いている中で待たせてくれて、そちらもありがたかったです。

    暑い中、現金こそ掴めませんでしたが、暑いからこそ最高に美味しく食べることができたかき氷。

    出かけた甲斐のある体験ができて、結果的に満足だなぁと、帰ってきました。



    画像4: 「現金掴み取り」の響きに誘われて、家族で猛暑の人形町へ

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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