• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、玉ねぎの代わりにえのきを使う手軽な「えのきミートボール」のお話。

    みじん切りの手間なし「えのきミートボール」

    ミートボールやハンバーグは定番の人気おかずですが、玉ねぎのみじん切りが面倒に感じることはありませんか?

    そこで、食感の良いえのきで代用するレシピのご紹介です。

    えのきなどのきのこ類は冷凍保存ができるので、買い置きしてストックしておいたものを使っても良いと思います。

    また、つなぎの卵は肉の分量によって1個では多かったり少なかったりと調整が難しくなるので、今回はパン粉と牛乳で代用します。

    これがふんわりとおいしく仕上がる秘密です。

    さらにつくり方にもひと工夫。肉だねをこねるのは加熱するフライパンでやってしまいます。

    こうすることで洗い物が削減できる以外に、フライパンに肉の油がいきわたるので焼き油を使う必要もなくなります。

    味付けはケチャップと中濃ソースでシンプルに。

    仕上げのバターがコクを追加してくれます。

    お好みでチーズを加えたり、タバスコを振ってピリ辛にするのもおすすめです。

    えのきミートボールのつくり方

    画像: えのきミートボールのつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● えのき50g(1cm長さに切る)
    ● 豚ひき肉200g
    ● おろしにんにく1片分
    ● パン粉大さじ2
    ● 牛乳大さじ2
    ● 塩こしょう各少々
    ● ケチャップ大さじ3
    ● 中濃ソース大さじ1
    ● 水大さじ3
    ● バター12g
    ● イタリアンパセリ適量(お好みで)

    つくり方

     フライパンにパン粉を入れ牛乳を加えて湿らせる。

    画像1: つくり方

     にえのき、ひき肉、にんにくすりおろしと塩こしょうを加えてフライパンの中でよく混ぜる。

     の肉だねを丸く成形して並べ、中火で全体に焦げ目がつくように両面に焼き色を付ける。

    画像2: つくり方

     にケチャップ、中濃ソース、水を入れてふたをして沸騰したら弱火にし、3分煮る。

    画像3: つくり方

     ふたをとり少し煮詰めたら、バターを加えて火を止める。器に盛り、好みでイタリアンパセリを散らす。

    画像4: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在休止中。秋にリニューアル再開予定)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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    https://ameblo.jp/caferietta/

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