• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、忙しい朝にさっとできる「マッシュルームトースト」のお話。

    チーズとマッシュルーム、間違いない組み合わせ

    きのこがおいしい季節にぜひお試しいただきたいトーストです。

    溶けたチーズとマッシュルームの香りが口の中で広がり幸せな気分を味わえます。

    つくり方は簡単。

    マヨネーズと粒マスタードをぬった食パンに、スライスしたブラウンマッシュルームと溶けるチーズをのせてトーストしたら完成。

    画像: チーズとマッシュルーム、間違いない組み合わせ

    バターではなくマヨネーズを使う理由

    画像1: バターではなくマヨネーズを使う理由

    食パンにはバターではなく、マヨネーズと粒マスタードをぬります。

    これは、急いでいる時にかたいバターを塗り広げるのは地味に面倒だからです。

    また、マッシュルームはブラウンがおすすめです。

    普通の白いマッシュルームと比べてブラウンの方が香りとコクを強く感じます。

    画像2: バターではなくマヨネーズを使う理由

    トーストはダイナミックにそのままかぶりついていただいても良し、4等分に切ればちょっとしたおつまみやおやつ代わりにもなります。

    お好みでブラックペッパーやタバスコなどをかけてどうぞ!



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在休止中。秋にリニューアル再開予定)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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