• 鎌倉で手づくり雑貨の店「HAND&SOUL」を営む鎌田豊成さん、内藤三重子さん。「必要なものは何でもつくっちゃう」という鎌田さんと内藤さんの、暮らしの手づくりアイデアを見せてもらいました。
    (『天然生活』2020年11月号掲載)

    鎌田さん・内藤さんの手づくりアイデア 1
    ガラス戸でつくった本棚

    近所の古いお屋敷が取り壊されるときに戸にはまっていたガラスを譲り受け、本棚の扉に。

    「面取りされたクラシックなガラスが素敵だなぁと思って、何に使うとも決めずに、大喜びでもらってきたの。古いものは買いたくても手に入らないことが多いですから。ちょうど本を片づけたかったので、板を買ってきて本棚をつくりました。このガラスを通すと中もきれいに見える気がします」(三重子さん)

    画像: 30年以上愛用しているため、はげかけてきたペイントも、味わい深くなっている

    30年以上愛用しているため、はげかけてきたペイントも、味わい深くなっている

    画像: 上から手前に開くつくりの扉。簡単につくれ、開け閉めが楽なのだとか

    上から手前に開くつくりの扉。簡単につくれ、開け閉めが楽なのだとか

    鎌田さん・内藤さんの手づくりアイデア 2
    手づくりの間接照明でくつろぎを

    間接照明の穏やかな光が好みだという夫妻のお宅には、お手製のランプがあちこちに。

    フロアランプは、新潟の海岸で拾ってきたパレット(荷役台)の一部に、イケアのランプシェードを取り付け、シーグラスをちりばめた。

    卓上ランプには豊成さんがつくったプッシュマンという人型のオブジェがあしらわれている。

    「両手で押して、くるくるとランプを回しているイメージですね」(豊成さん)

    画像: 棚になったランプの本体部分は、貝殻などを置き、飾り棚ふうに

    棚になったランプの本体部分は、貝殻などを置き、飾り棚ふうに

    画像: ランプシェードは障子紙に麻を貼り、光具合を調整

    ランプシェードは障子紙に麻を貼り、光具合を調整

    鎌田さん・内藤さんの手づくりアイデア 3
    巣箱を置き、動物を観察

    巣箱は、伸びすぎて通り道を塞ぐほどだった枝を切ったときに、切り口が痛々しくてかわいそうだからと置いた。

    煙突や窓が本格的な庭付き一戸建てのデザイン。

    「遊びでつくりましたけれど、えさを置いておくと、メジロやスズメ、リスなんかも来て、楽しいですよ」(豊成さん)

    バードフィーダーには、「おいで」と鳥たちを誘うつもりで、鳥のオブジェを取り付けた。窓から鳥が見えて和む。

    画像: 森になじむブルーグレー色で、水浴びできるプールも付いた巣箱

    森になじむブルーグレー色で、水浴びできるプールも付いた巣箱

    画像: 鳥のオブジェが愛らしく、屋根まで凝っている

    鳥のオブジェが愛らしく、屋根まで凝っている



    〈撮影/公文美和 取材・文/長谷川未緒〉

    鎌田豊成(かまだ・とよしげ)、内藤三重子(ないとう・みえこ)
    大学卒業後に入社したアパレル会社で知り合い、結婚。現在は鎌倉で手づくり雑貨の店「HAND&SOUL」を営んでいる。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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