(『天然生活』2020年11月号掲載)
鎌田さん・内藤さんの手づくりアイデア 1
ガラス戸でつくった本棚
近所の古いお屋敷が取り壊されるときに戸にはまっていたガラスを譲り受け、本棚の扉に。
「面取りされたクラシックなガラスが素敵だなぁと思って、何に使うとも決めずに、大喜びでもらってきたの。古いものは買いたくても手に入らないことが多いですから。ちょうど本を片づけたかったので、板を買ってきて本棚をつくりました。このガラスを通すと中もきれいに見える気がします」(三重子さん)
鎌田さん・内藤さんの手づくりアイデア 2
手づくりの間接照明でくつろぎを
間接照明の穏やかな光が好みだという夫妻のお宅には、お手製のランプがあちこちに。
フロアランプは、新潟の海岸で拾ってきたパレット(荷役台)の一部に、イケアのランプシェードを取り付け、シーグラスをちりばめた。
卓上ランプには豊成さんがつくったプッシュマンという人型のオブジェがあしらわれている。
「両手で押して、くるくるとランプを回しているイメージですね」(豊成さん)
鎌田さん・内藤さんの手づくりアイデア 3
巣箱を置き、動物を観察
巣箱は、伸びすぎて通り道を塞ぐほどだった枝を切ったときに、切り口が痛々しくてかわいそうだからと置いた。
煙突や窓が本格的な庭付き一戸建てのデザイン。
「遊びでつくりましたけれど、えさを置いておくと、メジロやスズメ、リスなんかも来て、楽しいですよ」(豊成さん)
バードフィーダーには、「おいで」と鳥たちを誘うつもりで、鳥のオブジェを取り付けた。窓から鳥が見えて和む。
〈撮影/公文美和 取材・文/長谷川未緒〉
鎌田豊成(かまだ・とよしげ)、内藤三重子(ないとう・みえこ)
大学卒業後に入社したアパレル会社で知り合い、結婚。現在は鎌倉で手づくり雑貨の店「HAND&SOUL」を営んでいる。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです